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雪国 (岩波文庫)
 
 

雪国 (岩波文庫) [文庫]

川端 康成
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった.夜の底が白くなった.-頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は,半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね,芸者になった駒子に再会し,「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う.人の世の哀しさと美しさを描いて,日本近代小説屈指の名作に数えられる川端康成(1899-1972)の代表作.【改版】

内容(「BOOK」データベースより)

頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね、芸者になった駒子と再会し、「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う。人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる、川端康成の代表作。

登録情報

  • 文庫: 205ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (2003/3/14)
  • ISBN-10: 4003108132
  • ISBN-13: 978-4003108130
  • 発売日: 2003/3/14
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (70件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 「雪国」の記憶, 2009/4/24
レビュー対象商品: 雪国 (新潮文庫 (か-1-1)) (文庫)
17歳のとき、この小説を読んでいたら、置屋に勤める母からお前に芸者のことなどわかるかと言われたのだが、日本人の情緒にぴったり寄り添っているこの小説には美しさを通り越して戦慄さえ感じたのだった。
山里の少女が歌う手まり歌。静かに死んでゆく虫たち。雪景色と鉄道。温泉町。そして献身と生活を一身に背負っている女。
確かに僕には男女の愛欲のことなどわからなかったが、日本人の原風景を見せ付けられるようだった。
登場人物の心も、物語りも、背景の自然も、日本でしかありえないようなリアルさを持ちながら、現実と夢幻の狭間に横たわっている。
日本といっても広いから、それこそ雪国でしかありえないリアルさというべきか。僕は越後の隣国の育ちである。
言わせてもらえば、この小説は深いけれど同時にあまりにもあざとい。つまり、美をかもし出すに都合がよすぎる。
物語が唐突に終わるのは、そのあざとさに収拾が付かなくなる手前に来たからではないだろうか。
こういうことを言っていいのかどうかは、文学者ではない私にはわからないが。
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 さすがに。, 2000/12/4
「国境の長いトンネルを…」というイントロで日本文学の代表作といってもいいほど有名な作品ですが、私は何年か前に初めて最後まで読みました。それまではこの手の超有名文学作品というと「難解で面白くない」というイメージを持っていたのですが、実際にその作品に触れてみると、文章はむしろ平易であり、かつ機知に富んだストーリー展開で最後までスラスラと読むことができました。しかも読む前のイメージとは全く違い、意外なほど人間味のある作品でした。さすがにこれだけ評価される作品にはそれに見合うだけの価値はあるのですね。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 雪国は, 2009/9/1
レビュー対象商品: 雪国 (新潮文庫 (か-1-1)) (文庫)
この作品の中の執拗なまでの美に関する描写、余りに感覚的な描写は、共感の難しい事が多い。
しかし、特に女達の言動の描写に関しては、非常に生々しく、壮絶でさえあり、只今の人々でも何か深い印象を残される人が多いのではないか。自分はところどころの台詞の響きに、尋常でないものを感じた。
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