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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
モノトーンの写真から京都の別の顔が見え隠れしました,
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レビュー対象商品: 雨色の京都―雨などの降りてつれづれなる日 (SUIKO BOOKS) (単行本)
雨の京都を美しく切り取るという試みに果敢にチャレンジした個性豊かな写真集でした。京都の写真を撮り続けてきた名カメラマン水野克比古さんの心象風景のような雨景色を十分に観賞しました。他の観光地よりは雨が似合うと言われている京都ですが、それでも雨より晴れの方が良いのは皆の思いでしょう。アマチュア・カメラマンにとって荷が重い天気も、プロにかかるとかくも芸術性豊かな写真を生み出すことが出来ると言うお手本のような作品が並びます。そんな京都の雨の風情を見事な写真として再提示してくれました。 各写真には、それに相応しい枕草子、源氏物語などの古典文学の一節を紹介しています。和歌や俳句からもそれに似合う景観を選び出し、文学と写真のコラボのような編集意図で構成してありました。新趣向でしょうか。 墨絵のような緑と灰色の嵯峨野の光景は、東山魁夷の絵画の世界のようでしたし、紅葉と水滴と枝の写真からは徳岡神泉の日本画のような風格と風情が感じられました。モノトーンの写真には静けさと幽玄さが漂っています。何気ない景色の移り変わりの中で、その瞬間でないと感じ取れない風景の素晴らしさを上手く切り取り、提示してくれました。 あとがきの水野克比古さんの言葉が素敵でしたので少し引用します。 「いま降るこの雨も一期一会、雨のもたらしてくれた安息に甘えて、ひとときこの雨色世界を漂ってみよう。雨上がりの静謐にきっと新しい出会いが待っている。」 名カメラマンは、素晴らしい詩人でもありました。
5つ星のうち 5.0
思ったより幻想的!,
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レビュー対象商品: 雨色の京都―雨などの降りてつれづれなる日 (SUIKO BOOKS) (単行本)
ただ雨の京都の町並みを写した写真集だと思ってた私がばかでした。思ってた以上に幻想的で綺麗な写真ばかりです。 買って良かったと思いました。 霧がかった写真が結構あるのも嬉しい… すごく静かで幻想的で綺麗です。 京都の町家の中から、雨の庭を写した写真は、 本当にその部屋の中に居てそこから雨の庭を見ているようで落ち着く… 雨に濡れた植物に寄っている写真もあれば、 遠くから雨の山並みを写した写真もあり… もちろんその中間もあります。 桜が咲き乱れる春の京都の雨、真っ赤な紅葉が綺麗な秋の京都の雨、緑が鮮やかな夏の雨の写真など、季節も様々。 「雨の京都」といってもバラエティに富んでいて見ていて飽きません。 「雨っていいもんだなぁ…」とすごく実感しました。 雨が好きな人はもっと好きに 雨はあまり好きでない人は雨が好きになると思います。 パンフレットなどの観光地や地域の写真て晴れのものばかりですが この写真集を見れば京都の別の顔も見れて 京都の別の魅力もわかると思います。 そして最後は虹の写真… 雨の写真だからといって決して暗い気持ちにはなりません。 癒される素敵な一冊ですよ。
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