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讒言を受け罪なくして牢につながれた男が、義兄弟との再会の約束を果たすためにおこした奇跡とは・・(菊花の約)。郷里に美しい妻を残し、行商に出たまま、戦乱のため帰郷できなかった男、7年ぶりの故郷で待っていたのは・・(浅芽が宿)。浮気症で遊び人の夫の不実に、妻は・・(吉備津の釜)。富裕な網元の次男坊、部屋住みの彼の前に現れた美しい貴婦人、彼女に見初められた男は・・・(蛇性の婬)。
怪奇小説とは言いながら、過分に怖がらせるのではなく、人の情念を感じさせるストーリーはいずれもはかなく美しい。
数10分で読み終えることが出来るので、難解な古典を敬遠しがちな方にも薦められると思います。
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