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雨の牙 (ヴィレッジブックス)
 
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雨の牙 (ヴィレッジブックス) [文庫]

バリー アイスラー , Barry Eisler , 池田 真紀子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

全世界が注目する超大型新人の第一作! 東京の闇に渦巻く陰謀と裏切り。孤高の暗殺者が巨悪に挑む!!
山手線の車内で男は突然くずおれ、絶命した。それを見届けて、ジョン・レインは電車を降りた作戦完了。
日米ハーフの男レインは、東京で幾度も政治がらみの暗殺を手がけてきた凄腕の殺し屋だった。ある夜、彼は美貌のピアニストみどりと出会い、心を奪われる。意外にも、彼女はレインが山手線で殺した男の娘だった。しかし、やがてレインが依頼されたのはみどりの暗殺。彼女を救う唯一の手段は、政界に潜む依頼主の謀略をレイン自ら暴くことだった!
東京の夜に謎と裏切りが輻輳し、愛と悲しみがたゆたう全世界が注目する大型新人のデビュー作、世界に先駆けて日本で発売する究極のハード・サスペンス!


内容(「BOOK」データベースより)

山手線の車内で男は突然くずおれ、絶命した。それを見届けて、ジョン・レインは電車を降りた―作戦完了。日米ハーフの男レインは、東京で幾度も政治がらみの暗殺を手がけてきた凄腕の殺し屋だった。ある夜、彼は美貌のピアニストみどりと出会い、心を奪われる。意外にも、彼女はレインが山手線で殺した男の娘だった。しかし、やがてレインが依頼されたのはみどりの暗殺。彼女を救う唯一の手段は、政界に潜む依頼主の謀略をレイン自ら暴くことだった!東京の夜に謎と裏切りが輻輳し、愛と悲しみがたゆたう―全世界が注目する究極のハード・サスペンス。

登録情報

  • 文庫: 426ページ
  • 出版社: ソニーマガジンズ (2002/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4789718026
  • ISBN-13: 978-4789718028
  • 発売日: 2002/01
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 483,246位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 雨の牙, 2002/2/8
レビュー対象商品: 雨の牙 (ヴィレッジブックス) (文庫)
私が今まで読んだ本の中で1番面白かったです!!
1つ1つの描写が細かく、詩的(繊細)な表現で描かれているので、
まるで自分がその場にいるかのような、そんな臨場感が本の中から伝わってきて、吸い込まれるようでした。

みどりとの時間、彼女の奏でる音楽が、ジョンの心の闇を優しく包み込むように癒していく様子が、痛い程伝わってきて、とても感動しました。
読み終えた瞬間『あーー早く第2作目が読みたい!!買いに行かなきゃ』咄嗟にそう思ってましたね(笑)
ほんと、そんな気持ちにさせてくれる小説です。
第2作目で、またジョンに会えるのを、愉しみにしています♪

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 インターナショナル・ピカレスク・ヒーローの誕生, 2002/2/7
レビュー対象商品: 雨の牙 (ヴィレッジブックス) (文庫)
外国人(ハーフ)が日本を舞台に活躍するという点に目が行きやすいが、むしろ、この小説の醍醐味は、国内外を問わず万人が抱いている、「日本の暗部」を鮮やかに描いているところであろう。日本滞在経験のある筆者は、単に日本のディテールを精緻に描くのみならず、日本に対して人々が持っているであろう「イメージ」を見事に明らかにしてくれた。また、主人公は、必ずしもパーフェクトでなく、悩み傷つく、魅力ある人物に描かれている。シリーズもののヒーローに相応しいリアリティを持っていると言えよう。次回作が早くも楽しみで仕方ない。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 東京に待望のヒーロー誕生か?, 2002/2/7
レビュー対象商品: 雨の牙 (ヴィレッジブックス) (文庫)
こんなリアルな東京があるとは知らなかった。日本人の官僚を父に、アメリカ人の弁護士を母に持つジョン・レインは、まるでCIAの極秘作戦のマニュアルのように、驚くほどの緻密さと複雑に交錯する伏線とをもって、読者を東京の裏社会にゆっくりと引きずり込んでいく。元アメリカ国務省の官僚で弁護士でもあるバリー・アイスラーの処女作は、東京に新たなヒーローを誕生させた。

テンポの速い語り口と、随所に散りばめらた人々や街並みの細密な描写には全く無駄がなく、その特徴をつかむ手腕には唸ってしまう。さらに憎いのは、そこにはハリウッド映画のような脚色された日本はどこにも存在せず、あるのは素顔のままの、何気ない東京の日常だけが生き生きと描かれているところだ。表参道のカフェで食事をし、六本木でジャズを聞いたあとは、代官山で人を殺すジョン・レイン。実在するカフェやショップが続々登場するのも、この本の魅力のひとつだろう。

著者のバリー・アイスラーは、ジョン・レインの言葉を借りながら、われわれの国で起こってしまっていること、そして、あまりに近すぎてわからないこと、あるいはわかりたくなかったことを、弁護士ならではの説得力と正直さ、そして日本に対する慎み深い敬意と愛情を込めながら語っている。思いがけないかたちで展開していく切なく美しいこの物語の結末は、特に日本人の心をつかむだろう。「雨の牙」を、日本を舞台にした他の陳腐なサスペンスと明らかに異質のものとしているのは、このようなアイスラーの日本への特別の想い入れであり、その驚異的な造詣の深さ他ならない。ジョン・レインが日本生まれの新たなヒーローに成長していくか、次回作がもう、待ち遠しいほどの傑作だ。

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