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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
看板は「勝ちもせず、負けもせず」,
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レビュー対象商品: 雨の刺客―手ほどき冬馬事件帖 (コスミック・時代文庫) (文庫)
元・火盗改め、半隠居して釣りを楽しむいっぽう、武芸百般「ふうらい指南」の看板を出している矢沢冬馬。風野作品らしい自然体ヒーローではあるものの、寺子屋の女師匠との淡い恋、ワケアリの弟子入り志願者たちとの師弟愛、大きな剣道場の主である親友との緊張感のある関係など、「男前」な生き様がなんとも魅力です。 ワケアリ弟子のひとり、馬術を習いにくる謎の若さまの横柄な颯爽ぶりもですが、やはり親友との死闘の結末が泣かせます。 斬らざるを得ないときは、淡々と悔いなく斬る。けれどニヒルでもハードボイルドでもない、悠揚たる男のかっこよさ。 文章がときどき、生き物のようにかまくびをもたげる瞬間にも出会えます。 風野ヒーローの原型に萌えます。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
裏切りと愛情,
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レビュー対象商品: 雨の刺客―手ほどき冬馬事件帖 (コスミック・時代文庫) (文庫)
「手ほどき冬馬事件帖」シリーズの第2弾。このシリーズの特徴は、「友情」という点にあるらしい。冬馬と各話ごとの副主人公の交流がメインとなっていくのだが、いずれも一筋縄ではいかない友情ばかりである。そのもつれ、からまりあった先に結末が訪れてくるから面白い。 ただ、本書はいまひとつ納得できない点が残った。とはいえ、冬馬の活躍は格好いいし、サブキャラクターたちも魅力的。冬馬の「手ほどき」もアイデアに飛んでいて読み応えがある。
5つ星のうち 4.0
オヤジのためいき,
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レビュー対象商品: 雨の刺客―手ほどき冬馬事件帖 (コスミック・時代文庫) (文庫)
未解決事件の危険な謎が冬馬に忍び寄る。事件の解決に近づくほどつらい思いをすることになる冬馬だが、前巻の弟子たちとのほほえましい絡み合いと新たな変わった依頼がほどよいスパイスになって、話が暗くなりすぎない。特に前巻で弟子だったおあきの一挙手一投足に敏感になっていく冬馬がかわいらしく思えてくる。結婚した息子と嫁との距離感がまた絶妙。活劇場面の緊張感も存分に味わえる。
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