アルバム「ひとヒナタ」からのシングルカット!
・・・というのは言うまでもありませんが、CDを入れ1曲目にこの曲が流れると
アルバムの1曲として聴くときとは明らかに違い、イントロが流れた途端に
ジャケットのような眩しい緑色が駆け抜けるような爽快な印象を受けます。
それはやはりタイアップCMのイメージも鮮明に残しているからでしょうか。
表題曲はTVからも耳にすることが非常に多く、アルバム「ひとヒナタ」を
象徴する一曲であり、タイアップも伴って最注目されていることがわかります。
でもシングルカットの曲じゃん・・・と聴かずに終わる方たちがいれば笑止!
このシングルのC/Wこそ熊木杏里の真骨頂!“春うた”が待っています(笑)
「花言葉」はとてもシンプルですが、マンドリンのトレモロとやさしい言葉たちが
春風のようなあたたかさと切なさをそっと運んでくれ、「桜見る季節」はこの春に
新しい生活を始めた人へのささやかなメッセージを感じられる曲です。
そしてこの2曲にはアレンジャーに坂本昌之氏を迎えており、彼女の清澄さを
より引き出したアレンジになっていると感じます。
様々な季節や感情を歌い紡いでいる彼女ですが、ひときわ「春」という季節を愛し、
大切に歌い描いているように私は強く感じています。
「春の風」や「春隣」とはまた違った、新しい“春”を、今年もそっと運んでくれました。