生き別れる親子がいる。訪ねあう親子がいる。ともに子育てする元夫婦がいる。《元夫》と《元妻》と《子どもたち》に取材した、葛藤と希望と本音。
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最も参考になったカスタマーレビュー
39 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
さまざまな離婚後の形と、面会交流の可能性を示した本,
By 昨日の夢 (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 離婚後の親子たち (単行本)
この本は親子の交流に視点を当て、子どもの視点も含めた13本の文章で構成されている。これまで、日本では離婚後子どもはどちらかの親に引き取られ、もう一方の親との交流は絶たれるのが一般的であった。その中でこの本は日本の現状を調べ、面会交流の可能性を示している点で価値があると思う。 また、この本は親と子ども双方の意見があり、それぞれの視点で離婚をどのように捕らえているか知ることが出来る。子ども側からの視点で離婚を捕らえる本が少ない中でこの本は3本の文章があり意味があると思う。 私自身、離婚家庭に育ったが、この本の中の3人の男女が親の離婚を経験し、迷いながらも自らの力で前進し、親子の形を再構築しようとする姿に感動を覚えた。また、同時に親の葛藤も知ることが出来る。文章には離婚に臨もうとする著者自身の迷いもそのまま記されていて共感を覚える人も多いのではないかと思う。 総評としては、日本では認知の低い面会交流の実例とさまざまな離婚後のケースが示されていて、これから離婚を考える人はもちろん、新しい離婚後の形を示している点で司法関係者も一読の価値があると思われる。
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