倉橋さんちの数子ちゃんは、美人で勉強もできてスポーツも出来て、おしとやかな性格
実に外面がよいが、本性は虚栄心が強くて底意地の悪い女の子であるとの二重人格の持ち主
それもこれも、叔父に恋しているから、彼をゲットするまで完璧な女の子を装い続けている。
当時の小説や少女漫画などでは、必ず悪役として描かれるタイプの女の子でしたが。
そんな女の子をどっか抜けているユーモアたっぷりで可愛らしい女の子として雑居時代では描いています。
私が氷室さんの作品に一番最初に触れたのは、この雑居時代が初めてでした。
悪役が定番とも言うべきタイプの女の子を、ヒロインに据えてここまで愛らしい存在として描いた
意外性のある作品で、面白かったです
そして数子がふとした偶然から同居する事になったのは、顔が良いがどこか抜けている浪人生の男の子と
数子のクラスメートで漫画家志望の意地っ張りな女の子
二人とも数子を振り回してくれて作品を面白くしてくれます