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全てに目を通し、朱筆で添削、意見を書いて返す。
それが凄い。
間抜けなレポートには、罵詈雑言。
馬鹿だ、詐欺師だ古狸だ・・とおっかない。
所謂、赤ペンおじさん。
あろうことかそのレポートを、後年本にして出版してしまった。
「俺(朕)が死んだ後にどんなに取り繕ったって、お前ら官僚がどんなに阿呆か証拠残したるわい・・。」
で、この本今もキチッと残っている。
国庫から借金をして、返そうとしない貴族に対する取立ては凄まじく、身包み剥いでまで取り立てた。
そんなやり方で、父の康熙帝が残した莫大な財政赤字を、
僅か13年の在位中に、大幅な黒字に転換して、息子の乾隆帝に引き継いだ。
こんな、リーダー今いたらねぇ・・。
そんな人なので、何でも自分でやって(だから独裁君主といわれた)24時間働きっ放しで58歳で亡くなった。
今でいう過労死。
伝記本でありながら、雍正帝のキャラが生きいきと伝わってくる。
こんな面白い本を書く人はどんな若い人かと思ったら、宮崎市定という明治生まれの大先生だと知って、ぶっタマゲタ。
雍正帝と共に脱帽です。
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