長年ビジネス書の類を読み漁っているけれど、こんなに「よい言葉」に満ちていない本も無いだろう、と感じました。目からうろこといったハッとさせる箴言もなければ、手を合わせて拝むような格言もありません。写し書きして財布の隅に入れておきたいような名言も無ければ、酒席で得意顔で(受け売りと知りつつ自分の言葉のように)披露したくなる様な格言も、この本には載っていません。
その代わり、20年来の親友に肩をぽんと叩かれ「お前らしくいればいいよ」という声をかけて貰った様な、かけがえの無い勇気と元気を受け取りました。自分の進むべき道は間違っていなかった!という確信を抱きました。1冊の本からこういった感情を受け取ったのは初めてです。
もしこの本に「こういう場合はこうすればうまくいく」「こんな裏技を使えば確実に儲かる」といった言葉を期待するのであれば、あまりお勧めはしません。
しかし信じていた自身の軸がブレそうになった人には心の底からお勧めします。親友のような「頼もしい座右の書」になると思います。