内容紹介
中国では古来、書の手本ともすべき先賢の書跡を“法書”と呼びならわした。本シリーズは、手本として必須の法書、鑑賞に不可欠の名品を、数ある名跡の中から体系的に精選して、60冊に集約編集する。
台北・故宮博物院、東京国立博物館、また聴氷閣旧蔵の逸品を擁する三井文庫などの全面的な協力を得て、稀世の墨宝、未公開の新資料の数々を原本から直接撮影。17色刷精印により重厚な墨色を再現し、臨書手本として、鑑賞図版として、最高のものとした。
基本法書の決定版、理想の定本の刊行である。
内容(「BOOK」データベースより)
この碑は、唐の高宗の咸亨3年(672)、長安の弘福寺内に建てられたが、いまは西安碑林に列置されている。碑文は30行、満行の字数は85~86字。全文1904字は、すべて懐仁が王羲之の行書を集字したもので、のちの興福寺断碑をはじめとするいわゆる集王碑の濫觴である。本書の原本は、王〓ほか名家の題記をそなえた剪装本で、点画はやや細身ながら、力強いその風趣は、北宋拓でも屈指の名帖である。