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雀 (新潮文庫)
 
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雀 (新潮文庫) [文庫]

谷村 志穂
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

誰とでも寝てしまう。気に入ると、その男の部屋に居つく。それが雀という女―。彼女は社長の愛人として、心身共に満たされていた。そんな日々に不意打ちのように訪れた、バーテンダーとの恋。奔放?ふしだら?雀はその純粋さゆえに漂流していた。失恋の度にリストカットするレイ子。年下の男が好きなケイ。現状に不満な主婦の多恵子。帰らぬ男をじっと待つメリー。雀と、四人の女友だちの恋愛模様。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

谷村 志穂
1962(昭和37)年、札幌市生れ。北海道大学農学部で動物生態学を専攻。’90(平成2)年、ノンフィクション『結婚しないかもしれない症候群』で、女性を中心に大きな支持を集める。’91年、『アクアリウムの鯨』を発表し、小説家としてデビュー。2003年、『海猫』で、島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 327ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/02)
  • ISBN-10: 4101132542
  • ISBN-13: 978-4101132549
  • 発売日: 2008/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 713,439位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 雀という女からいろいろなものが見えてくる, 2005/2/20
レビュー対象商品: 雀 (単行本)
 純愛とはなんだろう?
 谷村志穂さんのあとがきに「純愛」を書いたとあったので、少しこだわってしまう。

 読んでいる間中、主人公の雀という女の本質を掴みかねていた。友人を大事に思う気持ちや、時に自責の念を持ったりするのをみれば、あながち勝手気儘放題の常識を持ち合わせない人物ではないと思える。
 雀は、一見すれば女ジゴロのような印象だ。ただ、ジゴロと異なるのは、雀は男に必要最小限の金しか貰わないし、贅沢をせがんだりもしない。
 男の部屋にするりと居着き、セックスを楽しみ、小説らしきものを書いたりする。
 男は金持ちの物わかりのいいナイスミドル。ここらへんで少し嘘くささを感じてしまう。

 雀より、同級生だった4人の女友達が魅力的に見えるのは、彼女たちのモラルがおそらく一般的な域に在ることに私が安心感を持ったからである。
 雀を少なからず支えるレイコ、メリー、ケイ、多恵子のそれぞれに自分の分身を見たりした。
 雀の、自分の気持ちに素直に動いては後悔を繰り返すシーンにも、多少の理解は及んだ。 私には到底できないけれど、惹かれる相手に飛び込んで、恋い焦がれる雀の在り方が、ほんの、ほんの少しだけ、わかった気がした。
 愛という言葉に囚われてあるいはすり替えて、人は自分の気持ちを押し殺して相手との関係を築いたりしてしまうことがある。雀はそれをしない女だと思った。
 読む人(女)によって、雀の評価は異なることだろう。

 だが、私は“愛”を描き続ける谷村志穂さんに潔さを感じている。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 雀ちゃん, 2005/2/12
レビュー対象商品: 雀 (単行本)
 昔は同じ夢を追いかけていたけれど、
現在は全く生きる世界が違う5人が織り成す
それぞれの女性の生きる道。

 主人公の雀は金持ちの愛人と暮らしている。
みんなには非難されているが、
セックスはいいし、話を聞いてくれるからいいと
別に罪悪感がある訳ではない。
しかし本当は自分の居場所を求めて彷徨っている。

 リストカットの癖があるレイコ、一途に男の帰りを待つ
ハーフのメリー、年下の男と暮らす環境活動家のケイ、
平凡な人妻の多恵子。

 それぞれがそれぞれの愛とセックスに悩みながら
懸命に何かを探していく。30代の女性なら5人のうちの
誰かに共感できるのではないでしょうか?

 

 

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5つ星のうち 3.0 ボリボリ, 2008/6/12
By 
vatmideo (大阪府) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 雀 (新潮文庫) (文庫)
著者の作品で、1人の女性を扱った小説は面白かったという印象があります。でも、5人は多すぎました。
(男からすれば)生活や心の不安定さをそんな風に受け止めたり発散するのかと驚きました。男対男、男対女より、彼女たち5名の関係は複雑怪奇理解不能なものでした。
また私(52歳)にとっては、彼女たちの特に性的な行動は、許容範囲を超えたものでした。でも若い時にこんな環境にあったら、許容範囲はもっと広かったかもしれません。ボリボリ。
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