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隣之怪 病の間 (幽BOOKS)
 
 

隣之怪 病の間 (幽BOOKS) [単行本(ソフトカバー)]

木原 浩勝
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

ついに語られる戦慄の怨恨譚。
『新耳袋』では封じていた話を、解き放つ。
語りの怪談実話集。

大学で同じゼミを受ける友人の実家には、決して入ってはならない客間がある。その部屋は“病の間”と呼ばれ、そこに泊まった人は必ず原因不明の病にかかり、最後は自ら命を絶ってしまうという――。夏休みを利用して友人の実家へ伺った私は、“病の間”にビデオカメラを設置した。そして翌朝、カメラを確認してみると……。(「病の間」)表題作ほか、全篇語りの怪談実話シリーズ。『新耳袋』では封じていた戦慄の怨恨譚を、解き放つ。シリーズ最恐の第3弾。

著者について

木原浩勝(きはら・ひろかつ)
1960年、兵庫県生まれ。怪異蒐集家。DVD、映画、漫画、ゲームソフト、携帯サイトの原作・プロデュース・監修など多方面で活躍。中山市朗との共著に『現代百物語 新耳袋』(全十夜)、単著に〈隣之怪〉シリーズ、〈九十九怪談〉シリーズがある。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 240ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2009/7/15)
  • ISBN-10: 4840128278
  • ISBN-13: 978-4840128278
  • 発売日: 2009/7/15
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 372,398位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
物足りない 2009/8/2
形式:単行本(ソフトカバー)
恐怖譚というより、怪異譚とでも言うべきもの。つまり、怖い話ではなく、不思議な話。
ぞっとするような怖さを期待していると、肩透かしを食います。

表題作の「病の間」が好例です。
よくある家の怪です。
技巧をこらせば恐怖をつのらせることもできたでしょうが、作者はことさら淡々と述べるにとどめているように見えます。
そのため、とがった怖い話ではなく、丸みをおびた不思議な話という印象になっています。

全体を通してこんな感じで、これはこれで魅力がありますが、単行本よりは文庫本の方が似合いそうです。

あえて言うなら、「肝試し」ひとつだけは、ラスト1行が怖い、かな・・・。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 書を持て野に出よう VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
ありがちだが旧家の一室が開かずの部屋であり、過去にそこに泊まった人々が悉く…。その旧家に泊まることになった男はビデオカメラをその部屋に設置。翌日回収したカメラに映っていたモノとは?
想像していたモノとは全く違ったモノが映ってしまったら、もはやリアクションすることすらできない。単なる心霊モノではなく、何か自分が知っていたはずの「世界」に嘘をつかれていたことを知ってしまった故の恐怖?かつてその部屋に泊まった人は何を見たのだろうか?
と、表題作は良いのだが他の話がどうして封印作なのかは全く理解不能。最後の話に至っては「心霊ちょっと良い話」だし。シリーズ最恐どころか、シリーズ最軟弱。
「封印」怪談ではなく普通の実話系怪談として売っていたら☆4つ。それぞれ味がある話を取りそろえています。
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By トップ1000レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
全十四話から成る実話系怪談集です。
体験者が語るという形式になっており,内容的には霊威や神威に関わる祟りが中心です。

お薦めとしては―

○〈肝試し〉…実害が生じる祟りの恐ろしさを感じます。
○〈カタシロ〉…「おつちゃん」の正体は何だったのでしょう?
○〈呪詛〉〈黒波〉〈鬼術〉…いずれも,人間の「念」の強さ・恐ろしさを感じさせます。特に〈鬼術〉は,平安時代に生きていた陰陽師の活躍を彷彿とさせ,また全てが明かされないもどかしさもあって,怪異譚・恐怖譚として傑出しています。
○〈病の間〉…本書の副題ともなっている作品で,因縁を強く感じさせる内容です。

本書では,実話怪談によくある,納得し難い中途半端な話が除かれており,物語としての完成度が高くなっています。そうかといって,すべての話に予定調和的なオチがついているわけではなく,読者の腑に落ちない面も残すことによって,読後に余韻が残るような工夫がされていると言えます。
また,最初と最後の話は恐怖譚でなく,怪談の読後にまとわりつく厭悪感を残さない構成の妙に感心します。

日常に潜む「怪」,すぐ隣りにあるかもしれない「怪」の世界に浸ることができる作品です。
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