韓国が作った低予算ゾンビ映画。最近の韓国映画は非常に素晴らしい作品が多いこともあり、期待半分冷やかし半分で映画館に足を運びました。
日本はゾンビ映画に恵まれずパロディ的な作品が多い為、正直黄色人種のゾンビはやはりクオリティが低いだろうとかなり評価を下げて臨みましたが予想外に芯のある骨太な映画でした。
この映画一番の特徴はやはり当事者視点の話であることだと思います。だからこそのオムニバス形式なのでしょう、当事者=感染者=死が前提になりますからね。そしてそこから生まれる社会風刺とも取れるような深いメッセージ、斬新な展開。またオムニバス形式であることを生かした笑いやアクション(ゾンビ映画なのにカンフーアクションですww必見)など幅が広く飽きさせない作品です。勿論正統派ゾンビ映画なのでドラマ要素も素晴らしいです。また、映画の中で一連の事件が解決しているのもゾンビ映画としては非常に斬新で潔ささえ感じます。
低予算の為大量のゾンビや激しい銃撃戦こそありませんが、だからこそ僕たち日本人には国産ゾンビ映画の可能性さえ感じられる意味深い作品に感じました。
下手な話題作より余程ネタになるし、カップルで観るのにも適した映画だと思います。むしろどうした処で期待値が上がらない処が実はこの映画最大の強みかと。観て後悔する映画ではないです。絶対オススメです!