登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
40 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
読者を選ぶ作品,
By
レビュー対象商品: 隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) (文庫)
文章も展開もすばらしい。小説として必要なすべてを兼ね備えた、実力派の一作といえるだろう。しかし、この作者の作品は読者を選ぶ。不向きな人が読んでしまったら、これはもう、言いようもなく不幸で惨めな気分になる。 その意味で、私にとってはこの作品は完全に不向きで、心の底から不愉快で、二度と手にとりたくないものの一つだった。読み終えた本を手元に置くのさえ不快で、慌てて売ってしまったほどだが、それでも記憶の中になまなましく残る内容は、決して消えることはないだろう。そこまでの印象を残す作品として、やはり高く評価されるべきだろうとは思う。だが公平に判断しても、決して青少年に読んでほしくない小説であることは間違いがない。 小説としての筆力は評価されるべきだが、個人の感情としては誰にもすすめたくない本だというより他にない。
36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでほしい,
By のえりる "のえりる" (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) (文庫)
ここまで陰欝な気分にさせる物語を私は知らない。この作品は、他のサスペンスホラーなどの作品とは一線を画すものだと思う。 実話だから、ということもあると思うが、これはまさに読む暴力。 しかし、読破後も後味の悪さが色褪せることなく心の一部に残り続けていることから、この作品がただ暴力だけでは済まない何かを心に植え付けたことを証明している。 実際、私がこの作品を読んだのは半年前のこと。 今さらになってやっと他人に薦められるようになった。 後味の悪さとは、消化にかかる時間を物語っているのだと、改めて思った。 この作品から何を感じ取るかは、その人次第だが、生半可な気持ちで手をつけては絶対にいけない。 そんな作品。
32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
“虐待”、“ホラー”を超えた、おぞましくも凄惨な “極悪小説”,
By
レビュー対象商品: 隣の家の少女 (扶桑社ミステリー) (文庫)
’81年、『オフシーズン』でデビューした、アメリカ・ニュージャージー州のホラー作家ジャック・ケッチャムが’89年にペーパーバックで発表し、’96年にハードカバーで復刊された第2作。映像化もされ、DVDになっている。’98年の邦訳以来版を重ねて長く読まれてきたが、ここにきて書店でのPOPや新しい帯のキャッチコピーのアピールで人気が再燃している。ちなみにペンネームのジャック・ケッチャムは、英国の絞首刑執行人に代々受け継がれている名前だそうだ。ウォール街で成功をおさめ、2度の離婚を経験、3度目の結婚を控えた‘わたし’ことデイヴィット・モーラン41才が、12才半だった1958年の夏を想い出して語る。 全部で5部構成の第2部あたりまでは、‘わたし’が交通事故で両親を亡くして親戚である隣りのチャンドラー家に預けられたメグことミーガン・ロクリンとその妹で下半身に重度の障害を残したスーザンと出会い、メグに“異性”を意識したり、悪童たちと遊んだりといった、まるでロバート・マキャモンの『少年時代』を彷彿させる、ノスタルジックなストーリーだが、第3部から雲行きが怪しくなり、第4・5部は、凄惨な“虐待”シーンの連続となる。 このさしたる理由もない、おぞましくもエスカレートする集団暴行と、それを先導し、その場を支配する隣家の主婦ルースは異常である。これは昨今問題化されている“児童虐待”をはるかに超え、通常の“ホラー”の範疇では理解できない小説である。私は、ホラー小説から受ける生理的な“恐怖”というより、“嫌悪感”を抱いた。 本書は、読者をしばらく眠れない・立ち直れないほどのショックを与える“極悪小説”である。未成年者は決して読むべきではないし、軽い気持ちで手にとってはいけない。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|