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最も参考になったカスタマーレビュー
27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
上橋ファンタジーの異色さの源,
By
レビュー対象商品: 隣のアボリジニ―小さな町に暮らす先住民 (ちくまプリマーブックス) (単行本)
「精霊の守り人」で、30代の女用心棒が主人公という異色のファンタジーを描いた上橋さんの、本業での本。これを読むと、「守り人」をはじめとする上橋作品が、なべて異民族の移入と原住民族との文化摩擦を底テーマにしているのがよくわかります。本当はこちらこそが読んで欲しい、今私達の世界で起きている出来事なんですが・・・。この本、「月の森・・・」、「精霊の木」、「守り人」シリーズと連なって読むと、とても興味深いです。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
はっとさせる本,
By reader (Japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 隣のアボリジニ―小さな町に暮らす先住民 (ちくまプリマーブックス) (単行本)
2007年にはアニメ化もされ、07年のベストヒット文庫第1位にもなったファンタジー小説、「精霊の守り人」の著者、上橋菜穂子の作品。この作品は、上橋菜穂子の専門分野であるオーストラリアの先住民、アボリジニについて書いた文化人類学の本。アボリジニ、と言っても、あの近代文明と交わらず、比較的以前の文化を保有している「部族」(tribe)の研究ではない。町に出て、近代文明に取り込まれた(あるいはそのように見える)アボリジニたちの研究です。 この本は先住民をステレオタイプで捉えがちな私たちに警告を発してくれる。絶版になったことは、とても残念です。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代の欠片を映して,
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レビュー対象商品: 隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫) (文庫)
1990年ごろから著者が行ってきたフィールドワークの欠片。冒頭の頃はこの人、今の私と同じくらいの年齢だったんだ。 内容には考えさせられる。 旧い誇りを取り戻せず、新たな希望を見出せず、ただ心を蝕む「退屈」の闇。 俺はこれが遠い外国の話だとは思わない。 価値観が多様化する時代だからこそ、拠るべきアイデンティティの喪失はどこでも起こりうる。 本書は、10年分の積み重ねからすれば僅かな断片でしかない。 しかも俺はこれを3日で読んだ。その程度で何が分かるはずもない。 それでも、本書からは“真実”の欠片を得ることができる。 全てを知ることはできなくとも、無知から半歩進むことができる。 最新の世相を映したものではないが、 時代を見る一冊として、広く読まれるべきだと思う。
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5つ星のうち 5.0
知らなかったアボリジニを知る
異なる生活習慣の相手を自分が生きて行きやすい方向へ強行的に変えるのは無理な話で、... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: tamicoro
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