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隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密 (Harvard Business School Press)
 
 

隠れた人材価値―高業績を続ける組織の秘密 (Harvard Business School Press) [単行本]

チャールズ オライリー , ジェフリー フェファー , Charles A.,3 O’Reilly , Jeffrey Pfeffer , 広田 里子 , 有賀 裕子 , 長谷川 喜一郎
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   アメリカの企業経営については、日本のなかに紋切り型の理解が多い。冷徹なM&Aとリストラ、徹底した個人主義、MBA信仰などだ。しかし「人間重視」「現場重視」「平等主義」で継続的に高業績を上げている会社もある。本書は、そうした企業に光を当てて成功の秘密に迫ろうというものだ。事例8社の徹底した記述が、ミステリーを読むようでおもしろい。

   成功事例として取り上げられているのは、米航空業界の熾烈な競争を勝ち抜いてきたサウスウエスト航空、ネットワークの覇者シスコシステムズ、紳士用衣料チェーン店のメンズウエアハウス、ソフトウェア企業の大手SASインスティチュート、医療サプライ(医療機器、医療用品)販売業のPSSワールドメディカル、独立系電力会社のAESコーポレーション、トヨタとGMの合弁会社NUMMIの7社である。さらに、これらの7社と多くの類似性を持ちながら、必ずしも十分な成果を上げられずにいる事例として、半導体のサイプレス・セミコンダクターが取り上げられている。

   著者によれば、成功事例の特徴は、社員の中に秘められている価値を引き出し、才能をフル活用している点だ。7社は社員参加、ロイヤルティー、仕事を楽しむセンス、低い離職率、高水準の財務実績という点で共通している。社員中心主義の価値観がはっきりと会社の基盤にあり、日常の細かい経営慣行がその価値観と一致している。

   優れた人材を確保しても、卓越した「戦略」を立てても、それだけでは十分ではない。連続的な高業績を支えているのは、基盤におかれた強固な価値観であり、またそれを支える日々の慣行である、という。紹介された成功事例には、日本の企業経営に共通する点が多い。

   本書は、読んでおもしろいという点で、かつての『エクセレント・カンパニー』に通じる魅力を持った本だ。AESのように、日本であまり紹介されない事例も含まれている。(榊原清則)

内容説明

Discover how the best companies win not by acquiring the right people - but by building the right organization. The 'war for talent' is one battle every company believes it should be waging. But while competitors are busy chasing after the same 'hot' individuals, smart companies are doing something infinitely more useful and far more difficult to copy - they're building organizations that make it possible for ordinary people at every desk and cubicle in their companies to perform as if they were stars. Blowing up the prevailing wisdom that companies must chase and acquire top talent in order to remain successful, "Hidden Value" argues instead that the source of sustained competitive advantage already exists within every organization. O'Reilly and Pfeffer, leading experts on organizational behavior and human resources, argue that how a firm creates and uses talent is far more important than how the firm attracts talent. The authors provide vivid, detailed case studies of several organizations in widely disparate industries - including Southwest Airlines, Cisco Systems, The Men's Wearhouse, and NUMMI - to illustrate how long-term success comes from value-driven, interrelated systems that align good people management with corporate strategy. In a refreshing break from management tomes that force-feed superficial frameworks and trite 'rules', the authors instead allow the company stories to take center stage. They guide readers in discovering for themselves how seven different firms maximize talent, why one firm hasn't fully released the hidden value in its work force, and, most importantly, how the winning companies have made it tough for competitors to imitate them. Collectively, the stories reveal a common path to success that places values before strategy, emphasizes implementation over planning, and focuses on getting the best out of all employees, not just individual stars. The authors also explore concerns or questions managers might have about how each company's experience parallels or conflicts with their own. Providing a rare opportunity for managers to actively participate in an invaluable learning process, "Hidden Value" offers a customizable template for building high-performance, people-centered organizations. --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。

登録情報

  • 単行本: 389ページ
  • 出版社: 翔泳社 (2002/03)
  • ISBN-10: 4798102245
  • ISBN-13: 978-4798102245
  • 発売日: 2002/03
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
読み終えて、ここまで敬意を持って社員と接している会社があるのだ(そしてそれが高業績を続ける企業の共通項であることに)と感動すら覚えました。

価値観、企業文化の強調、CEO自らこれら価値観を(一貫性と整合性を持って)維持することが仕事、など読むにつれ「ビジョナリーカンパニー」を思い出すところもありましたが、人間の持つ普遍的な性質(誤解を恐れずにあえて言えば性善説)を拠りどころにしている点が共感でき、かつ非常に説得力があります。オープンブックマネジメント、サーバントリーダーシップ等最近聞く経営用語も出てきますが、それらは本書で取り上げられている社員(人)中心の経営とそれを持続するための仕組みの一部に過ぎない、そんなスケールを感じさせる内容です。

今の日本でもこの本に書かれていることを信じて実行できる会社、組織はきっと伸びますね。

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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jiateng4 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
本書には、経営の王道とも言うべき人材活用術が数多く紹介されています。しかしその内容はかつての日本企業が当たり前のように持っていた、「家族的」で、「長期的なビジョンに立った」ものでした。

これらが現在の、「ドライ」と言われているアメリカ企業に於いてここまで成功を収めているとは夢にも思っていませんでした。

本書で紹介されている、「サウスアメリカン航空」などは、数多くのビジネス戦略書において、「これぞ経営戦略の見本」のように喧伝されていますが、基をただせばなんのことはない本来日本企業が当たり前のようにやってきた人材活用術をもう少しシステマティックに行ったものだったわけです。

本書では、「自由な雰囲気により、社員の自己提言を促進」し、「情報を正しく共有」し、「脅しではなく、チームとしてどのようにしたら結束できるか」を優先して企業経営をする会社が業績を伸ばしていると説いています。

もちろんこれだけで会社が伸びるわけではないのでしょうが、あらゆる企業戦略が、この考え方ベースにしていなければ飛躍は出来ないのでは、と言う問いかけは大変貴重に思います。この考えの根本にあるのは、「人間の能力は無限であり、気持ち次第でそれを引き出すことが出来る」というところにあると感じました。
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
経営学を学んでいるものとして、この本は非常に興味深く、かつ考えさせてくれた本である。一人のスーパースターが成長企業では脚光を浴びがちであるが、この本は冷静に人の集団である企業の力を最大限に引き出すためにはなにが重要であるかを冷静に分析し述べている。顧客志向や顧客視点で考えることの重要性を多くの経営書や企業の現場で言われているが、この本を読んで、その前に企業の経営理念や価値観の共有・浸透、序列意識の排除など成員が自律的に行動するために必要なことが成長企業の例を上げて解説されている。
まさに日本企業がこれから成長に向けて脱皮していかなければならない前提条件はここに集約されていると感じた。
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投稿日: 2004/6/15 投稿者: 国道194号線
ミステリアスな経営書? ではなく、”生の事例集”だと思います
... 続きを読む
投稿日: 2004/1/29 投稿者: jimmy
ビジネスに希望が持てる本
ää20...a§a"¡è3o'éä... 続きを読む
投稿日: 2003/9/20 投稿者: mez
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