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隠し剣孤影抄 (文春文庫)
 
 

隠し剣孤影抄 (文春文庫) [文庫]

藤沢 周平
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

山田洋次監督により映画化。今秋公開予定
秘剣術を知るがゆえに藩の陰謀に巻き込まれた男たちが、凄まじいまでの決闘に挑む。運命の悲哀に涙し、卓越した剣技描写に酔う

内容(「BOOK」データベースより)

秘剣、外に語らず―剣客小説に新境地を開いた名品集“隠し剣”シリーズ八篇。凶々しいばかりに研ぎ澄まされた剣技を秘める主人公たちは、また人としての弱さもあわせ持つ。剣鬼と化し破牢した夫のため捨て身の行動に出る人妻、これに翻弄される男を描く「隠し剣鬼ノ爪」。他に「暗殺剣虎ノ眼」などを収む。

登録情報

  • 文庫: 409ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2004/06)
  • ISBN-10: 4167192381
  • ISBN-13: 978-4167192389
  • 発売日: 2004/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒロ
形式:文庫
8つの物語でそれぞれの秘剣を操るのは、日頃は影も薄い冴えない下級武士。とても秘剣の伝承者とは思えないような男達がお家の一大事、お上の命を受けやむを得ず隠剣を使う。それも一瞬のうちに。その剣のために命を落とす者もいる。

なにゆえ、この男達は貧しい暮らしの中で秘剣のことをひた隠し、毎日額に汗し泥にまみれ、手のひらのような小さい幸せの中に生きながら、ひとたび命を受ければ、その全てを捨ててまで剣を使うのか。日頃思い描く武士や侍とは少しちがう男達である。しかし、いずれの使い手もまちがいなく男の生き様である。

この作品は、これまでの藤沢周平の作品の中では、こころなしか主人公の周囲の女達の恋慕や情、欲といったものが色濃く描かれている。それが余計に男たちの潔さを引き立てている。

藤沢周平の描く時代劇は、無情さと切なさの中に不思議とさわやかな清涼感がある。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鬼の爪 2004/11/2
By mimofuu
形式:文庫
藤沢周平ファンとしては、たそがれ清兵衛に続き、鬼の爪が映画化されるのは嬉しい限りです。
本シリーズは主人公、またはそれに準じる者が秘剣を持っており、それを人生の節目で使います。しかしながら、その響きとは異なり、秘剣を使うことは必ずしも華々しいものではなありません。やむにやまれず使うこともあるし、最後に一矢報いるために使うなど。
主人公が派手な人間ではなく、地味な人が多く、剣が強いというのもそれほど大したメリットではないような社会で生きています。個人的には必死剣鳥刺し 女人剣さざ波の二つが非常に好きです。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大好きな藤沢さんの、時代小説短編集。
各編に「秘剣」とされる剣技名のタイトルをあてていて、それぞれの主人公にぴったりとはまっています。
共感できるのは、主人公たちが皆、サムライ然としているわけでなく、普通の男に見えるところかもしれない。臆病でだらしなく、浮気者で偏屈。昔伝授された秘剣を忘れ去ってしまった者だっている。だけど、ここぞというときの、彼らの行動やキラリと光る剣裁きに、スカッとしたここちよい風を感じる。
どんなに時が経っても、なにかの事情で落ちぶれていても、かつて秘剣を学び使いこなした彼らが、ひとつの信念をつらぬき、それぞれの敵を倒していくストーリーは時代小説好きでなくとも楽しめます。
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最近のカスタマーレビュー
嬉しくなります。
藤沢作品のレビューを見ていると嬉しくなります。... 続きを読む
投稿日: 14日前 投稿者: riesu
たまには時代小説も
こうした時代小説をじっくり読むことはあまりなかった。難しそうだし、オジさん臭いし。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 黄色いクジラ
隠された技、秘められた人間ドラマ
... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 山科のうし
小説は斯くも面白い。
「邪剣竜尾返し」
「臆病剣松風」
「暗殺剣虎の眼」
「必死剣鳥刺し」
「隠し剣鬼の爪」... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 街道を行く
秘太刀命名の見事さ
本作で扱われる秘剣は,次の八つである。
邪険竜尾返し
臆病剣松風
暗殺拳虎ノ眼
必殺剣鳥刺し... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: Gori
本当は★は八つです。
忙しい合間を縫って昼飯食べながら1頁1ページ、1作ずつ読んだ「隠し剣孤影抄」。近年映画化の続く藤沢作品だが2010年には本作所載の「必死剣鳥刺し」が公開されている... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: あららあ
ただ強いだけじゃないのだ
ただひたすら強いだけの剣豪小説も面白いのだけれど。

藤沢周平の世界では、そんな人は出てこない。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/7 投稿者: nh
「秘剣」と「深遠な女性心理」の巧みな融合
数々の秘剣の呼称を各作品の題名に付け、その剣技の妙と共に男女の機微を描いた魅力溢れる短編集。特にヒロインの描写が玄妙を極め、剣技が霞む程。旧来の剣豪小説の枠をはみ... 続きを読む
投稿日: 2008/5/24 投稿者: 紫陽花
読み始めると止まらない!!
はじめて触れた藤沢周平氏の作品が本作でした。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/3 投稿者: SWEETBROWN
『武士の生き様』を描いた味わい深い短編集
一撃必殺の技。ただひとりに伝承され、それを受け継ぐ剣客8人。そうした秘剣の... 続きを読む
投稿日: 2007/12/17 投稿者: よしくん
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