「隠された十字架の国・日本、逆説の古代史」をおもしろく拝読したまではよいのだけれど、次に、同じ著者の違う題名の「隠された聖書の国・日本」を購入して読んだら、内容がまったく同じだった。
目次の各章の表題だけ変更しているのだけれど、書いている内容はまったく同じ。
どうして、あえて違う題名で、しかも、各章の題だけほんの少し変えて、2冊出版しないといけなかったのか、理解に苦しむ。
同じ内容なら、第何版として、版数を重ねればよいことであり、違う題名で出版するのは、著者及び出版社の良識を疑う。
この内容に興味のある読者は2冊買ってしまう、私のように。
そして、読み始めて、何か変だと気づき、2冊の本を見比べて、びっくりしてしまう。
版を重ねるか、まったく違う内容のものであれば、買う価値があるが、文章自体がまったく同じであれば、いくら題名や各章の題を変更するような小手先のごまかしをしても、一読すれば(というより、数頁ぱらぱら読むだけで)読者はこの著者に対して、大きな疑問を持ってしまう。
我が国の出版常識からいって、あるべきことではないように感じたのが大変残念であった。