前作「夏の残像」の続きです。タクミくんシリーズでは初めての続き物になるのでは?この巻でも完結せず「夏の残像3」、もしかしたら「4」まで続くようです。
ピアニスト・宮古野耀(みやこのあきら)が所有する九鬼島の館に託生・ギイ・赤池くん・利久くん・岩下くん・井上佐智などなど層々たるメンバーが集合しちゃいます。
まだまだストーリの中盤あたり?なのか謎な部分が色々ありますが、続きを待ち遠しくさせる展開ですね。
前回からこの二人どうなるの~って思っていた利久&岩下くんもなんだか良い方向に向かおうとしている模様。託生くんが利久に発破かけてるあたりのやりとりも楽しく読めますよ。
かれこれ10年以上前から続くシリーズだと思いますが、何度読み返しても古臭さが全くなくいつでも新鮮な気分で読めるのはすごいと思います。
ごとうさんの創り出す文章がとても綺麗だということでしょうか。
私は乙女チックな気分に浸りたいときにタクミくんシリーズをよく読み返します。恋愛ごとも、それ以外のことも一生懸命で誠実な男の子たちがたくさんたくさん出てくるので読み終わった後は温かい気分になるのです。
ボーイズラブものとは言え、その手のシーンはほとんど出てきません。さらっとセリフでそれを匂わせる程度です。でも全然物足りなさは感じませんよ。
ハードなのがお好きな方でも絶対満足できる作品だと思います。
まだ「タクミくん」を読んだことがない人にはぜひ最初から読んで欲しいな~と思いますね。
次の「3」では今回出てこなかった真行寺くんと三洲くんが再登場で、それぞれの道筋が一つに繋がっていくのでは~と期待大で待ち遠しいです。