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障害者の経済学
 
 

障害者の経済学 [単行本]

中島 隆信
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

第49回 2006年度 日経・経済図書文化賞受賞

親、施設、学校は障害者の方を向いているのでしょうか?
多額の予算は障害者本人のニーズに合わせて使われているのでしょうか?

子供を自立させることをためらう障害者の親、設備は立派だがニーズにこたえき
れていない施設、使いづらい運賃割引制度など、障害者福祉はさまざまな矛盾を
抱えています。

本書では、同情や単純な善悪論から脱し、経済学の冷静な視点から障害者の本当
の幸せや福祉の現場の正しいインセンティブを考えます。

内容(「BOOK」データベースより)

弱者として遠ざけるのか、読んで一歩近づくのか?親、施設、学校は障害者の方を向いているのか?同情や単純な善悪論から脱し、経済学の冷静な視点から、障害者の本当の幸せ、福祉の現場の正しいインセンティブを考える。

登録情報

  • 単行本: 224ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2006/2/10)
  • ISBN-10: 4492313591
  • ISBN-13: 978-4492313596
  • 発売日: 2006/2/10
  • 商品の寸法: 18.9 x 13.1 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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46 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 重く深くウエットな世界を鳥瞰するのに良いクールな本, 2006/4/21
レビュー対象商品: 障害者の経済学 (単行本)
非常に長いタイトルとなりましたが、障害者福祉の分野の本を幾つか読んで感じたことは、重く深く当事者以外を拒絶するような印象を持たせる本が多いことです。翻ってこの本では、障害児の親でもある経済学者が、非常にクールに、同時に温かみのある視線で現在の障害者の福祉や教育問題を解説しています。 障害者問題を考える際に、第一に読むことをお奨めできる良書として読ませていただきました。 その後、更に他の本を読むことで相対的な理解が進むと考えます。 思えば、障害者の経済学は全く手付かずの分野ではないでしょうか? 就労すればどのような経済貢献が出来るのか? 障害者対策の社会的コストと政策効果は?といった分野での研究成果を今回のように分かりやすくプレゼンする続編を期待したいものです。
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 まさに障害者問題は社会を写す鏡, 2006/2/14
レビュー対象商品: 障害者の経済学 (単行本)
著者の他の書を失礼ながら知らなかった。

経済学者としての冷静な分析と調査でわかりにくい福祉と

いうシステムを完結に説明されている良書だと思う。

しかも見事に当事者意識からの脱却をされている。

見習わなくてはいけない…。

より多くの方に読んで頂いてこれからの福祉の有り方を

みんなで考えていきたいものである。

随所にあるコラムは必読。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 障害者問題の取っ掛かりにまず手にとって欲しい一冊, 2008/4/2
レビュー対象商品: 障害者の経済学 (単行本)
全体を通して、障害者問題一般についてこれから勉強してみたい方にとても読みやすい本です。

障害者福祉の書籍を分類すると主に、介護の専門書と、障害者福祉に関係する体験記や自叙伝の2つに分けられるように思います。どちらも障害者を取り巻く社会的問題について読みやすい内容とは言い難く、この分野に馴染みの薄い読者にとってはなお更のことです。前者は介護のプロや福祉業務に携わる人を対象としており、後者は、著者の自我が全面に押し出されている場合が少なくなからです。

一方、この障害者の経済学は、どちらにも当てはまらない新しいタイプの障害者福祉の書籍といっていえるのではないでしょうか。

著者の中島氏は、障害児の親という視点を離れ客観的な観点によりインタビュー調査を行い、障害者問題を経済学の観点から書き綴っています。

著者は、障害者の多くが、需要と供給に基づく市場経済の仕組みから離れた、税金を基本に日々の生活を支えられる社会システムの中で生活していることを紹介するほか、そのためにニーズ発信の機会が非常に少ないことなども取り上げています。

また、比較的閉鎖的な文化を持つ障害者福祉の分野でインタビュー調査を行なうことは容易ではないため、その点から考えても非常に価値のある一書だと思います。
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