福岡県宗像市に暮らす赤毛の雑種犬・太郎は、生後1年目に原因不明の難病に
おかされ、尻尾と両耳、そして4本の脚が壊死し、切断することになった障害犬
です。手術から10年、人間だと60代になった太郎は、獣医師で飼い主の小森泰治
さんや動物病院のスタッフ、そして仲間の犬や猫たちに支えられながら、わがま
ま気ままのマイペースで暮らしています。
本書は、障害犬・太郎の半生を、写真と文章で紹介したノンフィクション。安
楽死さえも考えられた太郎のこれまでの「犬生」を振り返るとともに、小森さん
と太郎が地元の小学校で行っている「いのちの大切さ」を伝える授業や、同じく
障害を負った老猫との交流などを描きながら、生きることの素晴らしさをメッ
セージした、人間と犬との心あたたまる愛情物語です。
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