内容紹介
どうしたら「障害者」を社会に適応させられるか、ではなく、どうしたら社会を
「障害者」に合わせて作れるかを考える、というところからスタートした学際研究の
成果の第一弾。法学、社会学、教育学、経済学、障害学などの異分野の研究者たちが改めて
「障害」とは何かを考える。
著者について
松井彰彦(まつい あきひこ)
東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学経済学部卒業。ノースウェスタン大学M.E.D.S.にて
Ph.D.(Managerial economics and decision sciences)取得。
ペンシルバニア大学経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授を経て現職。
主な研究分野は理論経済学、ゲーム理論、障害と経済の理論。著書に『高校生からのゲーム理論』
(ちくまプリマー新書、2010年)、『向こう岸の市場(アゴラ)』(勁草書房、2007年)、
『市場(スーク)の中の女の子(PHP研究所、2004年)』、『慣習と規範の経済学』
(東洋経済新報社、2002年、第46回日経・経済図書文化賞受賞)など。
エコノメトリック・ソサエティ、フェロー(終身特別会員)、理事。「ゲーム理論の観点から
社会現象全体を解釈しようとする研究」により、学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞受賞。
国際的な業績を挙げた45歳未満の経済学者に贈られる日本経済学会中原賞受賞。
川島 聡(かわしま さとし)
東京大学大学院経済学研究科特任研究員。新潟大学大学院現代社会文化研究科修了。
博士(法学)。内閣府障がい者制度改革推進会議・差別禁止部会構成員。
ハーバード・ロースクール客員研究員。主な研究分野は国際人権法、ディスアビリティ法。
著書に『障害者の権利条約と日本─概要と展望』(共編著、生活書院、2008年)、
『概説 障害者権利条約』(共編著、法律文化社、2010年)など。
長瀬 修(ながせ おさむ)
東京大学大学院経済学研究科特任准教授。上智大学外国語学部卒業。
Institute of Social Studies(オランダ)にて修士号取得。青年海外協力隊(ケニア)、
八代英太参議院議員秘書、国連職員(オーストリア、米国)、
東京大学先端科学技術研究センター特任助教授等を経て現職。
インクルージョン・インターナショナル(国際育成会連盟)理事、
内閣府障がい者制度改革推進会議構成員。主な研究分野は障害学。
著書に『障害学への招待』(共編著、明石書店、1999年)、『障害者の権利条約と日本』
(共編著、生活書院、2008年)など。