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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
かつては…,
By 無責任レビュー野郎 (無責任町) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 陽炎の男 (新潮文庫―剣客商売) (文庫)
40歳以上も年上の秋山小兵衛老人に恋心を抱いた「女武芸者」にして「田沼意次の愛庶子」 佐々木三冬の心情に大きな変化が表れはじめ 小兵衛の息子・大治郎に矛先が変わりはじめます。 一方の大治郎は、純で一本気な性格は変わりませんが 父・小兵衛に似た感じの行動をとったりし始めます。 異性への付き合い方など全く知らない大治郎と三冬の 初巻、2巻は随分前に読んで 「前の話で登場していたキャラ」が再登場してくる話もあるので
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
季節は春、初夏。鮮やかな状況描写がまぶしいですね。,
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レビュー対象商品: 陽炎の男 (新潮文庫―剣客商売) (文庫)
剣客商売3巻目、池波氏の筆もいよいよ脂がのって来た感が強いです。季節も秋、冬だった2巻目から春に移り、なんと佐々木三冬の心にも変化が・・・・・。 正に「春」を感じさせる心象風景ですが、様々な場面で池波氏の筆にのって顕される 状況が、匂いまで感じさせんばかりに「春」「初夏」を感じさせてくれます。 流石新国劇等で舞台を作り続けてきた池波氏ならではの筆致で、読みながら何度も 感服し続けました。他の文豪方の時代小説にはない、池波氏の作品の魅力として、 食事に関しても、季節感と生活感があり、彩りが本当に鮮やかな点がありますが、 この刊でも、その魅力は遺憾なく発揮されています。 それぞれが短編で綴られていますが、あっという間にその魅力に引き込まれてしまう ので、三百数十ページの本ですが、1日ででも読了してしまう作品です。それだけの 力と魅力のあふれる作品です。 ただ、時間の経過と登場人物の拡がりは、1巻から綿々と続けられていますので、 この作品に興味を抱かれた方は1巻から読まれることをお勧めします。本当に あっという間に読み進めてしまう魔力を潜めている本です。全巻大人買いされても いいかもしれませんね。
5つ星のうち 5.0
人間模様に心引かれる,
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レビュー対象商品: 陽炎の男 (新潮文庫―剣客商売) (文庫)
剣客商売シリーズの第3作だ。7編の短篇が収められており、どれも一話完結しているが、主な登場人物の関係が深まっていく姿にどんどん嵌ります。 特に小兵衛の息子の大治郎の成長していく姿は頼もしいし、佐々木三冬との関係が徐々に深まっていく様子は微笑ましく、次が読みたくなります。 各々小説で登場する人物達も一癖あるものばかりだが、中でも「嘘の皮」は香具師の辰蔵やその娘をたぶらかした伊織は各々いい味を出しており、内容も味わい深い作品だと思います。
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