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陸援隊始末記―中岡慎太郎 (中公文庫)
 
 

陸援隊始末記―中岡慎太郎 (中公文庫) [文庫]

平尾 道雄
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

長州寄りの尊攘激派浪士として、徹底した武力討幕派であった中岡慎太郎。薩摩の庇護に入っていた坂本龍馬と中岡ふたりの尽力により、薩長同盟は結ばれた。維新のもうひとつの方向を目指し、幕末維新回天の核心となった中岡と土佐勤王党の行動を明らかにし、志士の情熱をさぐる好著。『坂本龍馬海援隊始末記』の姉妹篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平尾 道雄
明治33年(1900)、高知県に生まれる。大正9年、東京代々木の山内家家史編修所に入る。日本大学宗教科に学んだが中退、以来五十年、土佐藩史特にその維新史の研究に打ち込み、この方面の第一人者として広く知られる。昭和28年高知県文化賞を、33年四国文化賞を受賞。のち高知大学講師、高知新聞社嘱託。著書に『坂本龍馬海援隊始末記』『新撰組史録』『子爵谷干城伝』など。昭和54年(1979)5月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 308ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (2010/01)
  • ISBN-10: 4122052742
  • ISBN-13: 978-4122052741
  • 発売日: 2010/01
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By peco
形式:文庫
これを読むと龍馬と慎太郎は車の両輪の如くあった事がわかります。
中岡慎太郎の方が維新の志士としては本流であったのに
彼をもっと評価し、とりあげてもよいと思うのは私だけではないはず
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 浦辺 登 VINE™ メンバー
形式:文庫
幕末維新のヒーローは坂本竜馬だが、その竜馬とともに人気なのが同じ土佐出身で陸援隊を率いた中岡慎太郎である。
 竜馬の方が大衆受けがしやすく、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』によって薩長同盟の立役者は竜馬と思いこんでしまう。あくまでも小説の中でのことで、実際は、筑前太宰府に西下した三条実美公に従った土方楠左衛門や中岡慎太郎の尽力が大きい。薩長和解を進めていた筑前の月形洗蔵は藩庁に処刑されたために影が薄いが、薩長同盟密約の下ごしらえは月形たちが整え、中岡、土方を経て、竜馬へと引き継がれている。

 本書には志士たちが残した書簡の多くが紹介され、その補足がされている。
 なかでも中岡慎太郎の薩長に対する評価が出ており、維新の後、薩摩と長州が中枢に座るであろうと述べている。国家としての日本を考えると、軍備、人材の点からも薩長が抜きんでると見ていたことに驚く。竜馬が民ならば、中岡は官の発想なのかもしれない。

 フィクションのヒーローを追いかけるのも良いが、実在の人の思想を求めるのも重要と思った。
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