登録情報
|
荒俣氏の本なので小説か?とお思いでしょうが、まったく違います。どちらかというとルポ本に近いと思います。この本は安部土御門家の正統派陰陽道の話も少しくらいは触れていますが、主役は地方に根付いていた民間陰陽師です。他の本とは違い、近世~現代がバックなので、非常にいい資料になりました。実はこの時代は「天社神道禁止令」というものが出されていて、いわば陰陽道冬の時代なのです。時代に埋もれていた陰陽師の横顔が垣間見られる、貴重な本だと思います。
ちなみにこの本で紹介され!ている「いざなぎ流」は今でも高知の山奥で息づいているいわば伝統芸能みたいなものです。今でも陰陽師はいる。ということがとても身近に感じられます。
|