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33 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
陰陽道のその後がわかる!,
レビュー対象商品: 陰陽師 ―安倍晴明の末裔たち (集英社新書) (新書)
仕事の関係で陰陽道をしらみつぶしに調べまくっていたのですが、ほかの本は平安時代の陰陽道だけ詳しく書かれており、その後の陰陽道はどうも見えてこなかったので困っていたときにみつけたこの本。 荒俣氏の本なので小説か?とお思いでしょうが、まったく違います。どちらかというとルポ本に近いと思います。この本は安部土御門家の正統派陰陽道の話も少しくらいは触れていますが、主役は地方に根付いていた民間陰陽師です。他の本とは違い、近世~現代がバックなので、非常にいい資料になりました。実はこの時代は「天社神道禁止令」というものが出されていて、いわば陰陽道冬の時代なのです。時代に埋もれていた陰陽師の横顔が垣間見られる、貴重な本だと思います。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代に生きる陰陽師の謎,
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レビュー対象商品: 陰陽師 ―安倍晴明の末裔たち (集英社新書) (新書)
滅んだはずの陰陽師が突然平成のメディアで復活した。この道のカリスマ安倍清明をはじめ、日本の歴史に深く関わってきた陰陽師たちの謎に満ちた役割に迫る。吉備、上原大夫。土佐、芦田主馬大夫。そして現在、高知いざなぎ流大夫は生きている。かつて日本のどこにも見られた「明治政府による神仏分離」以前の習合的教義が手つかずの形で保存されている。日本にいて、まるでアジア奥地のシャーマンたちの祈祷活動を眺めるような原初性をそなえていて、日本人の霊魂観や神聖観の問題を考えさせられるものが含まれている(雅)
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
民間陰陽師の活躍,
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レビュー対象商品: 陰陽師 ―安倍晴明の末裔たち (集英社新書) (新書)
明治政府は神仏分離や国家神道の導入といった改革政策により日本の様々な伝統的精神世界を破壊してしまった。陰陽道もその一つである。著者は安倍晴明などのオフィシャル陰陽師とは別のルーツをもつ民間陰陽師にスポットを当て、歴史にはあまり登場しないが、現代に至るまで庶民のなかで生きたそれら職人陰陽師たちの姿を克明に描き出す。このルポを見るかぎり、もはや陰陽道の伝統が完全に消滅するのは時間の問題のようにみえる。現代社会において陰陽道が生き残っていくのは難しいかもしれないが、様々な貴重な史料が同時に失われつつあるのは残念なことである。
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