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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
流行に乗っただけの作品ではなく,
By dam (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 陰陽ノ京 (電撃文庫) (文庫)
映画「陰陽師」の大ヒットによる陰陽師ブームはまだ記憶に新しい。陰陽師にあやかった商品や、これみよがしに便乗した作品なども少なくない。この作品もその中の一つかもしれないが、二番煎じにしては本物を食うほどの面白さがあると思う。主人公は陰陽道の名門に生まれながら、文章道(もんじょうどう)に生きることを選んだ青年、慶滋保胤(よししげやすたね)。ある日保胤は安部清明の依頼により、都の外れに住み着いた外法師の調査に向かうことになる……。しかしこれは物語の序章に過ぎない。 特筆すべきは、作者の努力である。平安京の地理、風俗に深く通じていて、単なるにわか仕込みでないことがよくわかる。嵯峨野、播磨、大内裏……このような単語が各所散りばめられているが嫌味はなく、さりげない解説があり読みやすい。文体も、本書「陰陽の京」のために作り上げられたというべき古風な文体で、すんなりと没入することができる。 総じて言えば、デビュー作とは思えないほど良くできている作品。同時に、術、使鬼神、鬼女などが、史実に基づいたリアリティと共存する、なんとも異端な作品でもある。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
馬鹿にできない!!,
By スズ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 陰陽ノ京 (電撃文庫) (文庫)
雰囲気的にゲームっぽい子供向けの小説かなと思いきや、内容はかなり深く本格的な小説です。巷で大人気の安倍晴明は、この小説の中では主人公ではなく、しかもおじさんです。それでもいい味は出しています。 他の陰陽師にはまっていてこの本を読んでいない人にはおすすめだし、陰陽師にはまっていない人にも十分楽しめると思います。もしかしたら、これで陰陽師にはまれるかも。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
この作品は一味違う。,
By
レビュー対象商品: 陰陽ノ京 (電撃文庫) (文庫)
陰陽師の小説は数あれど、この作品は他のものとは一味違います。美しいイラストとマニアック過ぎない陰陽道。 「陰陽師って何?」っていう方でも、全然読めちゃう作品だと思います。 でも、イラストがもっとあれば嬉しかったのにな。 そこが惜しいところですかね。
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