新装版の文庫版も出ているようですが,内容的にはこの本で十分です。
いわゆる陰謀もの背後の事情について,陰謀本では絶対扱わない視点から,
常識論が展開されております。
そもそも,ムーやら,たま書房,徳間書店あたりが大好きな「陰謀」などという物に,常識的見地からの反論など,「ばかばかしくて」
行われることはまずありません。
しかし,幾らばかばかしくても,きちんと「まともな」視座からの反論が成されないと,この手の話が好きな方々は(私もだ),複眼的視点も持たないまま,「そんなものかなあ」と,言われるがママを何となく信じてしまうのです。
本当は,私を含む陰謀大好きビリーバーも,反対の立場からの常識論に飢えていたのですよ。
ほら,やはり「論争」したいじゃないですか。
その意味で,この本は,なかなか希有の存在です。
サブリミナルの伝説を小気味良いほど打ち壊し,フリーメーソンの驚愕の実態もきちんとルポしてくれます。(最近は類書も多いけどね)
「と学会」本がお好きな方,陰謀ビリーバーの方には,ぜひ,ご一読をお薦めしたいシュールな本,それがこの本です。
きっとブックオフで100円で売っていますよ。
見つけたら買いましょう。
その程度で良いのではないかと思います。
でも,面白いから5つ星!