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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おもしろい・・・すごく。,
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レビュー対象商品: 陰の季節 (文春文庫) (文庫)
D県警を舞台にした短編集。警察のどちらかといえば、デスクワーカに光を当てた話。 他の短編で主役だった登場人物が、 他の短編で脇役として登場する、といった仕掛けがあり、 短編集でありながら、1冊の小説としても楽しめる。 また、この仕掛けによって、脇役登場の部分でも 登場人物の県警での位置などを知ることができ、 また始めから、読み返したくなる。 設定のせいか、地味なのだけれど、ものすごく面白い! 登場人物たちを入れている箱が、 警察という特殊な世界であることが売りではない。 丁寧に、人間の心理を描いてある。 ここが、本書の『うまみ』そのものであり、 「全く新しい警察小説」を成功させた部分だと思う。 ちなみに本書は、ドラマ化された『顔 FACE』のシリーズ第一弾。 『顔』の主人公・平野瑞穂が主人公の『黒い線』収録。
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「動機」「半落ち」「深追い」につながる警察小説の原点,
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レビュー対象商品: 陰の季節 (文春文庫) (文庫)
第5回松本清張賞受賞作の本作品は、D県警を舞台にした「陰の季節」「地の声」「黒い線」「鞄」の4作品から構成されています。2002年版このミスで2位になった「動機」03版このミス・文春2002年で1位を獲得した「半落ち」に勝るとも劣らないできばえで、この2作を気に入った方々には是非お勧めできます。作者の自己分析による「ミステリ度」は「陰の季節」4・「動機」3.5・「半落ち」3・「深追い」4ということです。ご参考まで。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新たな警察小説の白眉,
By OVER30 (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 陰の季節 (文春文庫) (文庫)
警察ものの映画や小説って、犯人捜しに終始してしまうか、スリリングなカーチェイス、銃撃戦なんかに目をひかれてしまうことも多い。しかし、ここに出てくるのは、そんな派手な警察ではありません。 捜査したり、犯人を捕まえるのだけが警察ではない。 その陰で警察という巨大な組織を支える人たちがいる。 着眼点のよさもさることながら、人間がきちんと書けているのが素晴らしい。 横山秀夫の警察小説の出発点であり、ぜひ読んでおくべき本です。
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