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陰の季節
 
 

陰の季節 [単行本]

横山 秀夫
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (55件のカスタマーレビュー)

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第5回(1998年) 松本清張賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

警察一家の要、人事を担当する二渡は、天下り先ポストに固執するOBの説得にあたるが……。警察小説の新たな地平を拓く話題作

登録情報

  • 単行本: 227ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1998/10)
  • ISBN-10: 416318080X
  • ISBN-13: 978-4163180809
  • 発売日: 1998/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (55件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 532,946位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おもしろい・・・すごく。, 2003/5/28
レビュー対象商品: 陰の季節 (文春文庫) (文庫)
D県警を舞台にした短編集。
警察のどちらかといえば、デスクワーカに光を当てた話。
他の短編で主役だった登場人物が、
他の短編で脇役として登場する、といった仕掛けがあり、
短編集でありながら、1冊の小説としても楽しめる。
また、この仕掛けによって、脇役登場の部分でも
登場人物の県警での位置などを知ることができ、
また始めから、読み返したくなる。

設定のせいか、地味なのだけれど、ものすごく面白い!
登場人物たちを入れている箱が、
警察という特殊な世界であることが売りではない。
丁寧に、人間の心理を描いてある。
ここが、本書の『うまみ』そのものであり、
「全く新しい警察小説」を成功させた部分だと思う。

ちなみに本書は、ドラマ化された『顔 FACE』のシリーズ第一弾。
『顔』の主人公・平野瑞穂が主人公の『黒い線』収録。
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「動機」「半落ち」「深追い」につながる警察小説の原点, 2002/12/26
レビュー対象商品: 陰の季節 (文春文庫) (文庫)
第5回松本清張賞受賞作の本作品は、D県警を舞台にした「陰の季節」「地の声」「黒い線」「鞄」の4作品から構成されています。2002年版このミスで2位になった「動機」03版このミス・文春2002年で1位を獲得した「半落ち」に勝るとも劣らないできばえで、この2作を気に入った方々には是非お勧めできます。作者の自己分析による「ミステリ度」は「陰の季節」4・「動機」3.5・「半落ち」3・「深追い」4ということです。ご参考まで。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 新たな警察小説の白眉, 2006/9/18
レビュー対象商品: 陰の季節 (文春文庫) (文庫)
警察ものの映画や小説って、犯人捜しに終始してしまうか、スリリングなカーチェイス、銃撃戦なんかに目をひかれてしまうことも多い。

しかし、ここに出てくるのは、そんな派手な警察ではありません。

捜査したり、犯人を捕まえるのだけが警察ではない。

その陰で警察という巨大な組織を支える人たちがいる。

着眼点のよさもさることながら、人間がきちんと書けているのが素晴らしい。

横山秀夫の警察小説の出発点であり、ぜひ読んでおくべき本です。
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