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32 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
戦後の昭和天皇がおぼろげながらも見えてくる良書,
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レビュー対象商品: 陛下の御質問―昭和天皇と戦後政治 (文春文庫) (文庫)
昭和天皇は言われた。「サッチャーは軍艦を出すか」「高見山は残念だったろうな」というオビに惹かれて買いました。昭和天皇の死後に書かれたものです。著者が天皇と関った人達にインタビューなど通して得たことをまとめています。誤解を恐れず言えば、本文中には「・・・だったのではないだろうか」という部分が多いです。録音のテープがあるとか、きちんとした書類があるとか、はっきりとした確証を得てかかれたものではありません。歴代総理大臣はじめいろいろな人達の天皇に対する印象録ともいえます。ただ、そういう意味で低く評価を下してしまうと、歴史書などはまったく信頼がおけなくなってしまいます。だから100パーセント鵜呑みにせずに読んでほしいです。一国民では、じかに接することはまずないであろう天皇の人間的な面も垣間見れます。皇室がああだこうだとか言う前に一度読んでみるのも必要なことだと思います。
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
失礼ながら面白い。,
レビュー対象商品: 陛下の御質問―昭和天皇と戦後政治 (文春文庫) (文庫)
この本は、昭和天皇とその面会者との短い対談の中で、陛下が述べた言葉を、編者が纏め、解説を行っている。解説も良く、的確であるのだが、まず何と言っても、陛下の言葉が面白いといえば、不謹慎と成るかも知れないが、面白いのである。だが、決して面白いだけではない。この本はそれを明らかにしている。日本国憲法施行に伴い、天皇は政治発言、行為の一切を禁じられ、内閣がその助言にあたると明記された。陛下はこの法規制十分に認知されて、政治発言を控えながらも、絶妙な発言をし、行政の重臣に影響を与えていたことが伺える。 陛下は、昭和初期には、戦争の日本で生き、昭和末期は平和な日本で生きた。その180度変わった世界にも、陛下は柔軟に対応された。さらに注意をする為に述べるが、陛下が日本を直接指導されてたのは、226事件と終戦だけである。それ以外は、軍部、内閣の暴走であった。陛下は騙されていたのである。陛下はその様な経験をし、更に幼少期から政治に関わっている。そこいらの政治家が勝てるはずがなかった。その様な問答がこの書籍には収録されているが、短く3ページが最大である。細かいエピソードが20話ほど含まれている。其の中で発言された陛下の発言を読み取ると、非常に深く、為政者としての力量が感じ取れる。
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
なぜ知らされない?エピソード,
By laburnum (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 陛下の御質問―昭和天皇と戦後政治 (文春文庫) (文庫)
このタイトルから、内容的に多少偏ったもの(右翼的に)かと思いましたが、昭和天皇に対する日本人としてごく普通の親しみは表れているものの、客観的な内容です。この中で、天皇が小平に会われた時に、全く予定されていない謝罪の言葉を直接述べられ、小平は大変驚いて、その後も昭和天皇に対し、親しみを感じておられたようだ、という記述があります。 こういうエピソードが、もっと知られていたら、現在起きている中国の反日感情など、少しは緩和されたかもしれないのに・・・、と残念に思います。
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