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限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学
 
 

限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学 [単行本]

宮台 真司 , 北田 暁大
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

現代思想は死んだのでしょうか?
人間は壊れているのでしょうか?

不透明で強迫的な社会。
参照項なき不自由な時代。
中身のない専門知が飛び交うネット空間。

文化の記述法、カルチュラル・スタディーズ、あえてするコミットメント、保守主義とロマン主義、天皇制と亜細亜主義、動物化、反省、そして全体性。

現代思想が限界に達するこの時代に、
社会学はその限界を克服することができるのか?
新進気鋭の社会学者・北田暁大と社会学主義者・宮台真司。ふたりの社会学者による、社会学を超えた討論。

内容(「MARC」データベースより)

現代思想が限界に達するこの時代。社会学はその限界を克服する方法を提示することができるのか? 世代が異なる明敏なふたつの知性が、社会学の領域を超えて現代社会を徹底分析する。

登録情報

  • 単行本: 480ページ
  • 出版社: 双風舎 (2005/10/22)
  • ISBN-10: 490246506X
  • ISBN-13: 978-4902465068
  • 発売日: 2005/10/22
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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41 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モワノンプリュ VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 対話者の一人・北田暁大の前書きによれば、彼を刺客として送り込み、宮台真司を不意打ちしてボコろうというのが版元社長の企みだったらしい。しかし、両者の対立点は浮き彫りになったものの、北田が低姿勢に終始して結局は宮台節を拝聴してしまう。「宮台真司を抜きにして、現代日本を語ることはできない」(p11)って…私も宮台先生の本には結構つきあってるけど、さすがにそれは言いすぎじゃないか。

 ただ、最近の宮台対談本は彼の知名度に寄りかかった散漫でユルい出来のものが多かったが、本書は(少なくとも北田側が)ゲラに大幅な加筆・修正を施したらしく、なかなか緊密でテーマの一貫性を感じさせる。その点では、読ませる内容となっている。

 北田側からの疑義の最大のポイントは、やはり宮台の「天皇」「亜細亜主義」へのコミットメント。で、宮台の応答は、初期ギリシア的な主意主義(=右翼)に回帰し、理性・知のオブセッションに抗うアイロニズムを貫くというもの。そこでパンピー向けに持ち出される標語が「参入離脱の自由」なのだが、何だかドンファンの教え(カスタネダ)を思い出してしまった。

 しかし北田も前書きで仄めかしているように、強迫的と言えば宮台ほど強迫的な人はいないんじゃないか。氏は戦略性を標榜し、「事後的に『もといた場所には「あえて」いたのだ』『もといた場所はオブセッシブだ』と語る」ことで相対化(アイロニー)の連鎖を形成するとおっしゃるが、私はバッハの「無限に上昇するカノン」を想起しました。

 で、私が関心を抱くのは、宮台氏の右翼の本義の先にまだヴァジラヤーナがあるのかどうか。pp431〜433辺りではブチ切れて、三島に仮託しながら「面白けりゃ、何でもいいんだよ」「要は、何もかもつまんねえんだよ」と表出しておられますが、「天皇も亜細亜主義も右翼も主意主義もシャレでした、本当は神の愛です」なんて、まさか言いっこなしですよ。
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35 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
知識の人宮台と、若き知性北田の組み合わせにワクワク♪
しかし、半分読んで、宮台さんって、 他人と違うネタを仕入れて、それを喋り散らす事に生き甲斐を感じてるに過ぎないかなあ、と、私は痛感。
ま、そこ迄は普通の人のやりがちな事。
しかし、そのネタが正しいか否かは別として喋っちゃうよって姿勢、と言うより、自分の見聞きした事を全て正しい前提として読者達に教えてくれる姿勢って・・。
宮台ネタを参考にしたくて買ったのですが、私自身がちょっとだけ知っている事に関して、これってデマ?みたいな、辛い部分が多過ぎます。
やっぱ、学者じゃないな、この人。
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18 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 これまで宮台真司の著書を読んだ事の無い人には薦められない。ま、そんな人は本書を手に取る事も無いだろうが、、、。

 現在までの宮台の言論の変遷を踏まえて議論しているし、独自の言葉使いも説明無しで多用している。彼の著書を今まで10冊ほど読んだ私でも理解に苦しむ箇所が多かった。若手の北田暁大がもう少し、堂々と(ブシツケに)ツッコミを入れてくれりゃ、もっとスリリングな対話になっただろうが、なんか東大の後輩が先輩に媚びてるように思えて仕方ない。「頭の悪い奴らは相手にせず」って雰囲気がプンプンしている。この点では仲正昌樹との対談本はまだ良かった。

 それに、この分厚さなんとかならんかね〜。半分くらいのページでまとめろよ。自慢話はカットしてさ。

 珍しく北田がオースティン、サールなど分析哲学に触れていた所は、捉え方には大いに異論のあるものの、興味深かった。
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