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阿片王一代―中国阿片市場の帝王・里見甫の生涯
 
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阿片王一代―中国阿片市場の帝王・里見甫の生涯 [単行本]

千賀 基史
5つ星のうち 1.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

満州事変、日中戦争、太平洋戦争とうちつづく戦乱昭和の中で、日本陸軍の特命を帯び、その捨て石となって裏工作に奔命し、“阿片王”と呼ばれた一日本人の苛酷な戦争。蒋介石の資金源たる阿片市場を奪い取るため、中国人になりすまし、地下組織とも気脈を通じ、権謀術数の限りを尽くしてその使命を果たした中国名・李鳴の波瀾万丈の物語。歴史の闇に生きた男を描く迫真のサスペンス・ノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 光人社 (2007/09)
  • ISBN-10: 4769813589
  • ISBN-13: 978-4769813583
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
2007/11/11
形式:単行本
 果たして阿片王里見甫の何が書きたかったのか。
 近年、戦後にも何かしらの影響を残した隠れた昭和史が書かれている。歴史、ノンフィクションもしくは小説、カテゴリーは様々である。『阿片王一代』もそのような作品の一つで、小説であろう。里見甫が阿片取引に関わった時期に絞って、綿密な調査の下に里見甫を描写しようとした作品であろう。ところで阿片王里見甫については既に西木正明『其の往く処を知らず』、佐野眞一『阿片王』がある。この2作品、とりわけ『其の往く処を知らず』には明らかな主題がある。里見甫が生きた時代、阿片取引が何ものであったかも伝わってくる。
 しかし、この作品からは阿片取引が何もので、里見甫が何を思い阿片王になったのか、その深層に迫っていないように思える。そして里見甫の何が書きたかったのか、よく解らないのである。作家の洞察、想像と創作が読み取れない評者の読書力の無さであろうか?「あとがき」にある里見甫の長男とされる人物が紹介され、取材に大きな力になったというが里見甫の真実を知る人物なのだろうか?
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