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阿波の「攻めダルマ」蔦文也の生涯―たった11人で甲子園に出場し、負けても負けても挑戦し続けた元池田高校野球部監督の実像
 
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阿波の「攻めダルマ」蔦文也の生涯―たった11人で甲子園に出場し、負けても負けても挑戦し続けた元池田高校野球部監督の実像 [単行本]

富永 俊治
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「人生は敗者復活戦ぞ!」
「ワシは負けることを少しも恥ずかしいとは思わん。ホンマに恥ずかしいんは、
負けたことで人間がダメになっていくことぞ」
選手時代、監督時代を通じて負け続きの野球人生を送ってきた蔦文也。甲子園に
初めて出場するまでの20年に及ぶ悪戦苦闘の日々から「やまびこ打線」によっ
て結実した栄光まで、全精力を注ぎ続けた愚直なまでの甲子園挑戦史。日本一愛
された甲子園名物監督の軌跡を描く。
甲子園ファン、野球ファンにはたまらない一冊!そして野球にすべてをかけた生
き様と人生訓には、誰もが心を動かされることでしょう。

内容(「BOOK」データベースより)

甲子園に初めて出場するまでの20年に及ぶ悪戦苦闘の日々から「やまびこ打線」によって結実した栄光まで、全精力を注ぎ続けた愚直なまでの甲子園挑戦史。

登録情報

  • 単行本: 277ページ
  • 出版社: アルマット (2007/03)
  • ISBN-10: 4877313486
  • ISBN-13: 978-4877313487
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本
 蔦さんが亡くなったのは、平成13年。その後6年を経てやっと蔦さんの本が出た。池田高校の全盛時代の蔦監督の采配ぶりを知っている人なら、誰だって当時を懐かしみ、こういう本を開いて見たくなるのではなかろうか。

「プロ失格者」ではあったものの、四国のヘソ阿波の山間にある池田高校を何度も全国優勝・連覇させた蔦監督。打って打って打ちまくる「攻めダルマ」の偉名で呼ばれた名物監督。その足跡と秘話がここには綴られている。気軽にあってくれる人。無類に酒好きの人。「自分から野球を取ったら酒が残る」「酒を取ったら野球が残る」と言っていたそうだ。

 公立高校は普通異動があるが、蔦さんはずっと池田高校から動かなかった。全日制と定時制とを順次替えていたという裏話も本書でないとどこにも触れられていないはずである。

「一度でいいから山の子たちに大海(甲子園)を見せたかったと執念をたぎらせ続けた頃から、「昇竜の時代」「さわやかイレブン」の時代、史上初の「三大会連覇」を逸してからはリラックスして采配を振るった時代。どの時代にも池田高校・蔦監督へのフアンは全国にいた。
 
 一言で「爽やかさ」だろうか。「やまびこ打線」と人は優雅に言うが、蔦さんの「コンコン打ち」という素朴な表現の方がいいかもしれない。負けても卑屈にならないで悠然と去る。

 そして、なにより「人生は敗者復活戦ぞ!」の負けじ魂が必要だと教えてくれる。

(私事ながら)寓居より一山越えれば、阿波池田。時折、蔦さんの霊前に額づいている。

 
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By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:単行本
50年代の池田高校の試合のついての記述がかなりの分量を占めているのだが、読みながらそのほとんどの試合を映像として思い浮かべることができる自分に驚いた。そしてそれが池田高校の試合は衝撃的で面白かったことの証のような気がする。

わたしもそうだったのだが、池田野球のファンはイコール監督蔦文也のファンであったとも思う。池田野球と同じくらいにテレビ画面に映る監督蔦文也の喜怒哀楽豊かな表情を見ているだけでも楽しかった。豪快な野球と重ね合わせるように豪快なオヤジというイメージが、当時中学生だった私のなかで勝手にイメージ化されていたのだが、この本を読むと彼が豪快さと全く異なる資質を持っていることがわかる。ただ、これは私自身が年齢を重ねのたこともありその表裏は今ではなんとなく理解できるような気がする。

それにしても魅力のある人物だ。そして同時に周りを取り囲む人達にも恵まれた人であったと思う。作中にも書かれているが、普通なら教師を辞めなければならないような出来事も不問になったりしているのである。おおらかな時代といえばそれまでだし、町等に何らかの計算があったのかもしれないが、結局は著者がいう蔦の「純粋さ」と「人間臭さ」がそうさせたのだろう。

この本のタイトルは「生涯」となっているが、見事なまでに野球と酒にまつわるエピソードし書かれていない。教師としての蔦文也についてはほんの4.5行しか書かれていない。教師としての彼のことも知りたかった私にとっては、その点が不満といえば不満ではあったが、高校野球に全ての情熱を注ぎ込んだ人物の評伝なのだからそれでいいのかもしれない。感動したり、笑ったり、苦笑したり、読み応えのある一冊だった。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By aaa0042 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 蔦さんというと、スパルタ指導で強気なイメージがあるが、一方で落ち込みやすい繊細な面があることを初めて知った。池田高校全盛時代を築いた偉大な監督の生き方から学ぶべき点は多かった。あのころと時代は違うが、「情熱」「熱意」というものが大切であるのは、今の時代でも同じであると感じた。
 内容はよかったが、文章としてはやや読みづらさを感じた。
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