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阿修羅ガール
 
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阿修羅ガール [単行本]

舞城 王太郎
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)

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   『煙か土か食い物』でミステリー作家としてデビューし、第15回三島由紀夫賞候補作となった処女短編集『熊の場所』で、圧倒的な存在感を見せつけた舞城王太郎の長編小説。主人公による軽妙な口語体で、まくしたてるようにストーリーを展開させていく独特の手法はそのままに、『熊の場所』の重要なモチーフであった、危険で暴力に満ちた世界観を、現実と妄想、現世と冥界までをも巻き込んで、さらにダイナミックに押し広げた作品に仕上がっている。

   好きでもないクラスメートの佐野明彦となぜか「やっちゃった」アイコは「自尊心」を傷つけられて、佐野の顔面に蹴りを入れ、ホテルから逃げ出す。翌日、佐野との一件で同級生たちにシメられそうになるアイコだが、逆に相手をボコって、佐野が失踪したことを知らされる。佐野の自宅には切断された指が送られてきたという。アイコは、思いを寄せる金田陽治とともに、佐野の行方を追うが…。

   同級生の誘拐事件、幼児3人をバラバラにした「グルグル魔人」、中学生を標的とした暴動「アルマゲドン」。謎の男・桜月淡雪、ハデブラ村に住む少女・シャスティン、グッチ裕三に石原慎太郎。暴力的でグロテスクな事件とキャラクターたちが交錯する中を全力疾走するアイコの物語からは、限りなくピュアなラブ・ストーリーが垣間見えてくる。純文学やミステリーといったジャンルを遥かに飛びこえた、文学そのものの持つパワーと可能性を存分に味わっていただきたい。(中島正敏)

商品の説明

第16回(2003年) 三島由紀夫賞受賞

登録情報

  • 単行本: 284ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/01)
  • ISBN-10: 4104580015
  • ISBN-13: 978-4104580019
  • 発売日: 2003/01
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 272,523位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By イッパツマン トップ500レビュアー
形式:単行本
 舞城作品の中では相対評価は低く置いてます。ネットの掲示板をきっかけに暴動が起こる。主人公は下半身の緩い女子高生。ステレオタイプな設定が足枷になったのか、他の作品に見られるようなハチャメチャな想像力と文体のドライブ感が生まれていません。また、いつものように世界に溢れる暴力のどうしようもなさが的確に描かれていないため、舞城作品の魅力であるポジティブなメッセージも空回りしています。

 主人公は連続殺人犯を「許そうと思う。愛そうと思う。」(p.273)と言っており、そこに悪神だったというエピソードを持つ阿修羅の仏教エピソードが深みを与える設計だったはずなのでしょうが、こういう半ば宗教的境地の「慈悲」を語り切るのには、主人公が事件を他人事のように語るモノローグではなく、被害者の遺族の言葉やエピソードに拠らなくては説得力が無いでしょう。設計ミスのまま突っ走ってしまったため、いつもの勢いや思考の到達点に届かなかった作品だと思います。ヘタに文学賞を取ってしまったために最初に読まれる舞城作品になってしまうこともあると思いますが、彼の才能はこんなもんではありません。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 三島賞賞受賞作、審査員の評価が真っ二つに分かれたという問題作です。確かにエグイです。特に第二部。これ、駄目な人は絶対読めないと思う。私も限界に近かったし。それなのに、何故読了したか考えてみると、やはり、主人公のまっとうさなんだろうなあ。
 今回の作品では、パッパラの女子高生。書き出しの一文「減るもんじゃねーだろととか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。」これは、名文だと思う。ここに作品のテーマは全部詰まってるんじゃないのかな。いかにも考えなしの女の子で、やる気も勤勉さもなくてシラけてるんだけど、自分の内面の声にだけはすごく忠実で、ある意味誇り高いといえる。その主人公が惚れてる男の子(陽治)がまた、とんでもなくいいヤツなんだな。力まずに、いい加減な連中とも上手く折り合って、で、大事な曲面では、やるべきことをやれる。同じ作者の「世界は密室でできている。」に出てくる2人の男の子のいいとこ取りキャラです。この2人の誠実な生き方がいい。これは見かけの「でたらめ」の裏に隠れたメッセージを受け取るかどうか、作者に挑戦されてるのかもしれないなあ。(←挑戦してないってか?)
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
疾走 2009/8/1
By pommier_pomme トップ100レビュアー
形式:単行本
ふつうの小説に当てはまる感想が、この小説に対しては言えない。
「おもしろい」とか「感動した」とか「こわい」とか「楽しい」とか・・・
そんな一言で言えないし、この世にこの小説を表す言葉があるのかも謎だ。
でもひとつ言えるのは、そういういろんな形容詞を全部ごちゃまぜにしたような、すっごく、不思議な小説だということだ。意味が分からなくて、途中でしんどくなって、やめてしまいたくなるのに、でもやめられない、変な中毒性をもった作品だ。

なんとなく、他人と共有できづらい作品だ。ことばでこの小説のよさを語れないし、この小説いいよねーとか言ったら引かれそうだな、と思う。なかなか共感を得づらいような気がするから、他人には薦めにくい。

一人でこっそりとこの小説を開くけれど、私はけっこう好きだ。なにがどう好きなのかは、自分でも全くうまく説明できないけれど、なんだかアートな小説だなあと思うのだ。ただの線をごちゃまぜに描きなぐった現代アートの魅力を説明できないのとおんなじような、もどかしい、説明できない良さがこの小説にはある。
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けっこう普通だったかも
一見、乱暴な女子高生文体を濫用しているようでいて、
そのじつ古典的で端正な文章も書けますよというあたりが、... 続きを読む
投稿日: 2005/10/30 投稿者: デルスー
まぁまぁ
この人の話はデビュー作の次郎シリーズしか読んだことないけど、それとだいたい同レベルくらいの作品でした。なんで三島賞なのかは解かるけど解かりたくありませんよね。買う... 続きを読む
投稿日: 2005/5/15 投稿者: "haster"
不規則に炸裂する語り
西尾維新を読んで「メフィスト系」なるものに出会い、舞城にも... 続きを読む
投稿日: 2005/5/14 投稿者: 沈丁
文章○ ストーリー× 舞城作品なら、他の作品をお薦めします。
... 続きを読む
投稿日: 2004/11/30 投稿者: 黒猫嬢
不思議に面白い
舞城王太郎という名前に惹かれ、適当に、しかし慎重に、賞を取ったものを選んでみました。... 続きを読む
投稿日: 2004/8/30 投稿者: "日々凡々"
不思議に面白い
舞城王太郎という名前に惹かれ、適当に、しかし慎重に、賞を取ったものを選んでみました。... 続きを読む
投稿日: 2004/8/30 投稿者: "日々凡々"
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