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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
緊張感ない画面,
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レビュー対象商品: 阿修羅のごとく [DVD] (DVD)
森田芳光監督は、アマチュア映画から出て来た監督としては、デビューから昇り龍のように成功した人だった。ぼくにはその最初の数年の数本しか面白いと思う作品がない。 その面白い数本はとても好きな作品なので、その後こんなに関心が持てなくなる監督も珍しい。 「それから」の頃のこと、「想い出の森田芳光」なんて題の、写真のたくさん入ったシネマブックを買ったぼくは、そのタイトルに不吉な思いがしたものだ。 彼自身がつけたろう奇妙なセンスの冗談タイトルが、その未来を予測していたのか。 「阿修羅のごとく」の映画として出来栄はちゃんとしているといえるのだろうし、破綻は全くない。 が、それは同じ文芸物の「それから」にあったような、原作に忠実に描きつつも新鮮に感じられた、あの映像の体験やシャープでありクールでもありながらのパッション、それはどこかへ消えてしまったとしか思えない凡庸な緊張感のない画面。 なにか制作発表のころの記事などを思いだせば、新しい視点で、とか、映画化の意気込みが語られていたように記憶していたけれど、そんなものはどこにもなかった。 映画にする必然性がなかったと感じられるのは「残念」と言うほかない。 そして、昔放映された和田勉演出のを観たものにとっては、その重量感ある作とは比較しようもない退屈なものだろう。 ひとり八千草薫さんの女優としての完成度を確認できるというしみじみした感動をのぞいては。 八千草さんは、役中の夫の浮気先の近くにさまよい出ての、その葛藤の心から倒れてしまうあの場面、森田監督の設定する平板な場所のなんとも魅力のない画面をしっかりと救ってしまった。 役者さんの魅力が大きく左右してしまうとはいえ、深津絵里さんのがんばりはうれしい感じではあるけれど、和田勉演出の娘たち四人の確かな存在の余韻は森田監督版にはない。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
新しさがどこにあるのか,
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レビュー対象商品: 阿修羅のごとく [DVD] (DVD)
和田勉のドラマをずいぶん前に観て衝撃的だった。音楽と、卵トロ〜リのシーンなど。最近脚本も読んだ。 で、この森田バージョンだが…。 正直リメイクする意義があったのだろうか???と思わざるを得ない。 なぞるだけ?原作を。 時間に収めるためにはしょった部分が多く気の毒かも知れないが、女たちの阿修羅を描ききれていないような想いがした。 八千草薫は特に、暗部が出ていない。単なるいいお母さん。和田Ver.及び原作にはミニカーを襖に投げつける場面と枕絵のエピソードが、母の人間臭さを感じさせていた。 初めて観ればそれなりなのだろうが、物足りなさはぬぐえない。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
キャスティングが・・・,
By アマゾン太郎 "次郎" (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 阿修羅のごとく [DVD] (DVD)
大竹しのぶ&桃井かおりの濃厚な応酬と、深津絵里&深田恭子の薄〜い芝居が温度差がありすぎてまるでちがう作品のようでした。 アクの強すぎる女優を2人も使ってるんだから、 もうちょっとバランスのとれた配役をしてほしかったです。 深田恭子は犬神家でも重要な役どころだったし…… 長谷川京子と並ぶ2大分不相応女優だと思います。
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