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阿修羅のごとく―向田邦子シナリオ集〈2〉 (岩波現代文庫)
 
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阿修羅のごとく―向田邦子シナリオ集〈2〉 (岩波現代文庫) [文庫]

向田 邦子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

穏やかに暮らしているはずの実家の父と母。しかし、その父に愛人がいるとわかり、四姉妹は急に色めきたった。未亡人でお花の先生をする長女綱子、主婦の次女巻子、独身の図書館員三女滝子、ボクサーと同棲する四女咲子。母のために女性との関係を清算させようと相談をするが、表向きの顔とは別に、姉妹それぞれがのっぴきならない男と女の問題を抱えている。猜疑心強い阿修羅になぞらえ女の姿を軽妙に描いた、向田作品の真骨頂。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

向田 邦子
1929‐81年。東京生まれ。実践女子専門学校卒業後、映画雑誌記者を経て、脚本家として活躍。シナリオ作品に、『寺内貫太郎一家』『冬の運動会』『あ・うん』など。初エッセイ集『父の詫び状』で、作家としても人々を魅了。80年直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 515ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/5/15)
  • ISBN-10: 4006021453
  • ISBN-13: 978-4006021450
  • 発売日: 2009/5/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
凄いシナリオ 2009/6/27
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
「阿修羅のごとく」は、小説としては読み、映画も見たのですが、シナリオは初めて読みました。
このシナリオは、テレビドラマのためのものだと思いますが、それでも、読んでいて映像がついてくる。そんな気がしました。
心理描写などは、小説の方がうんと書き込めると思うのですが、一つ一つの仕草を表すト書きを読むと、それが伝わってきます。
凄いシナリオだなと思いました。

内容的には、四人姉妹を中心とした「家族」或いは「姉妹」の関係を扱っているのですが、それ以上にタイトルの「阿修羅」が気になります。
普段は見せずに隠されている女性の裏に潜む「阿修羅」の一面を垣間見せてくれます。しかも、それは非常な迫力を持って伝わってきます。その原因は、男たちが作るのですが・・・。
ふじが「阿修羅」として見せるシーンは、読んでいて本当にはっとさせられます。それまでは、穏やかな母親像を見せていたふじが一人になった時、一瞬見せる「阿修羅」。この迫力には、男たちは敵いません。

四人の姉妹の関係も、表面的なものと心底のものとは違うのでしょうが、そのあたりがきちんと描き分けられており、本当に身近にある関係として、読む側に訴えかけてきます。

凄いシナリオです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yskysk1
形式:文庫
向田邦子の代表作の一つだが、数年経過するとまた読みたくなる作品。ちょうど夏目漱石や太宰治の作品とよく似ている。(中身はよくわかっているのに又読みたくなる心理は面白い。)
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