著者はあくまで脱税容疑で逮捕されただけであって、防衛利権には関与しておらず、逮捕自体が、何ら成果を上げる事が出来なかった東京地検のメンツを守るものだとしています。でも、脱税容疑自体は認めている上、経歴をはじめ胡散臭い点(破産している)も多いので、どこまで信用するかは貴方次第です。
著者自身は、業界人の立場から、自衛隊を応援しよう。日本の防衛を日米安保をちゃんと考えよう。という趣旨で安全保障協議会を発足させますが、それ以外は、胡散臭い話がギッシリです。宮崎某は日本ミライズを設立する際、北朝鮮系の企業から資金を提供されており、守屋某はそれを知りながら黙認。著者が防衛省にそれを指摘した事で恨まれてしまい、国会で秋山(あと長官経験者の額賀と久間)が悪いと証言されたとしています。そして、これは小沢一郎と田村秀昭(故人)を守るためのウソだと断言していますが、小沢の事にはほとんど触れず、田村の死因について疑問を投げかける程度です。自衛隊の装備品調達に関しても胡散臭い話がたくさん出てきます。また防衛省・自衛隊のだらしない点についてもしっかり書いてあります。
その他、戸川猪佐武や金丸信、フレデリック・ワイズマンと言うユダヤ系のアメリカ財界人が登場し、非常にダークな話が出てきます。
私個人は、胡散臭い点(多すぎ!)も多いですが、日本の防衛については少しはまともに考えているように思えました。