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防衛戦隊、出陣!: 海軍士官クリス・ロングナイフ (ハヤカワ文庫SF)
 
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防衛戦隊、出陣!: 海軍士官クリス・ロングナイフ (ハヤカワ文庫SF) [単行本]

マイク シェパード , Mike Shepherd , 中原 尚哉
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 単行本: 623ページ
  • 出版社: 早川書房 (2011/10/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4150118299
  • ISBN-13: 978-4150118297
  • 発売日: 2011/10/21
  • 商品の寸法: 16.3 x 11.3 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By daidai
 作者の前書きの愛国精神振りにドン引きしてしまいましたが、ともあれ、脳天気SFミリタリの第三作です。
 めでたく艦長となったプリンセス主人公、狭いながらも楽しい我が家と仲間たちと軍事訓練などしているわけですが、のっけから横領の疑惑(第1作での事件関係)で身柄拘束。同時に、首相である父も議会の多数派から更迭。これにはどうも陰謀が隠れているということで、金と権力だけは無尽蔵にあるロングナイフ家総出で調査開始、という水戸黄門もかくやの展開。
 展開は概ね3部構成で、最初は軍務を解かれた際に他の惑星での折衝とドンパチ、中盤は迫り来る危機への対処のデスクワーク、終盤は絶望的状況における宇宙艦隊戦。第1作より嫌々プリンセスしている主人公も、どんどん開き直って特権を行使しまくります。

 中盤は必要なんだろうけど長すぎ。只でさえ中身の薄い話が引き延ばされている感があります。終盤の艦隊戦も、「彷徨える艦隊」の重厚な描写には到底及ばず、ハリントンのような緊迫感にも欠ける(この理由は、スーパー印籠のネリー君が活躍しすぎるから)。ラストも、第1作、2作目のようなカタルシスを感じません(まあ、人が死んでるからしょうがないんだが)。一応最初の三部作完とのことですが、黒幕との関係では何も片付いていません。これはこれでストレスたまるなあ。

 読み終えると、前書きが味方を死地に追いやる正当性を論じていることに気づき、日本人の感覚なんですかね、イヤーな感じ。
 面白いんですよ。この厚さ1日チョイで読み終えたし。先の展開は気になるし。続編は希望します。ただ、きちんと戦場とか人とかが描かれていないミリタリで、戦争を描くにしては本作はやはり軽すぎます。第1作が一番良かったな。

 そうか、ミリタリと思わなければいいのか。
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By さん太 トップ1000レビュアー
2巻はやや期待はずれでしたが、1巻よりな面白さでした。

序盤は政変劇やテロリスト制圧作戦もありますが、メインは敵艦隊からの主星系防衛。
突如、主星系に進入し降伏勧告をしてきた正体不明な6隻の戦艦。正体不明とはいえ名乗らないだけであの敵国であることは間違いなし。大人の事情により補助艦も艦隊護衛の艦も引き連れない、艦隊戦する気はナッシングな編成です。
対するクリス・ロングナイフ。これまで登場してきた小型艦の12隻と、その他かき集め戦力で決戦に挑みます。
過程を楽しみましょう。

今回は敵の失策という反省談もありますが、こんな戦艦のみ編成を派遣する敵が無能すぎてびっくり。政治パフォーマンスという説明はあるものの軍部反対しろよという感じの作戦指令です。
巡洋艦・駆逐艦が登場するので戦艦のみの世界ではなさそうですが、異星人との戦闘を経て艦艇の大型化&戦艦至上のドクトリンになったんだろうか。
勝利あるいはそこに至る過程の爽快感に物足りないところはありますが、最近でた早川SFの中ではハズレでない。
4巻以降も同ボリュームらしいし、続きを出してもらいたいところです。(ハリントンみたいに途中で切れませんように。)
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大興奮 2011/10/26
By call
クリスの父親である首相がその座を追われ、政敵が首座につくのを待っていたかのように、ウォードヘブンは謎の艦隊に襲われます。主要艦隊は他星に赴いており、残されたのはクリスが指揮する小型軽量艦隊のみ。
絶体絶命のこの事態を、勇猛なヒロインとおかしな仲間たち、そして魅力的な脇役達が果敢に打ち破ってゆきます。
作中に「March of Cambreadth」という曲が引用されているのですが、この演出がまたカッコイイ。是非曲を聴きながら読んでほしいシーンですね。

まさに血湧き肉躍る、大興奮の一冊。面白かったです!
続刊の予定は未定のようですが、是非是非これからも続きを読みたい物語ですね。
伏線も全てが露わになったわけでなく、ウォードヘブンも安泰とは言い難い。クリスたちの物語を終わりにするには早過ぎます。
ハヤカワさん、どうかどうか、翻訳続行お願いします。
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