東京の災害リスク指数は世界の大都市の中でダントツの1位
(ミュンヘン再保険会社の調査)とされています。
311の余震活動が続き、関東大震災の再来も懸念されている折柄、
首都圏在住者ではありませんが、東京出張に備えて購入しました。
A5サイズ、約100ページの本書はタイトル通り地図が中心。
内訳は、都内主要スポットの広域避難場所、避難所、給水拠点、
火災倒壊危険箇所などを示したハザードマップが約30ページ(16枚の地図)。
都心から20キロ圏内の帰宅支援対象道路などを示した帰宅補助マップが
約40ページ(22枚の地図)。残りは避難行動マニュアル、帰宅補助マニュアル、
緊急時に役立つ施設やサイトの紹介などとなっています。
帰宅支援マップやハザードマップは各社からいろいろ出ていますが、
緊急時に使いこなせる情報は限られており、本書ぐらいの内容で十分でしょう。
むしろ手元に一冊持っているかどうかが非常時には明暗を分けると思います。
東京は世界で最も災害に弱い都市と言われており、震度5強の地震でも
交通網がマヒして大量の帰宅難民が発生することは311で経験した通りです。
震度6以上では環状7号線の内側の道路は全面通行止となり、
建物の倒壊や火災とあいまって極めて過酷な状況となることが予想されます。
在住者の方はもちろんですが、土地勘のない旅行者の方こそ、
本書のような地図を備えておかれることをお勧めします。