東日本大震災が発生し、様々な場面で16年前の阪神淡路大震災との対比がなされています。
災害の規模や種類の違いなど、単純には比べられない点も多いわけですが、
「もっとこうしておけば助けられたのではないか」
という思いを残している人が多いことは共通すると思います。
東日本大震災について、被災した人の体験談が新聞に載り始めていますが、
まだ災害が収束していない中では、きちんと振り返ることは難しいと思います。
その点では、16年が経過した阪神淡路大震災は様々な振り返りがなされており、
実際には被災していない人が、あのときにどういうことが起きて、どういう問題が発生し、
それをどう乗り越えたのかを体系的に知ることができます。
この本の初版は1999年ですが、今回再版するにあたって多くの増補を行っています。
阪神淡路大震災当時に発生したことや、その後の防災・減災に関する知見をコンパクトにまとめています。
防災・減災についての入門書として最適です。
また、この本の内容を元にした学校における様々な取り組みも紹介されており、
教育の中での防災・減災の取り組みのヒントにもなります。