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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
阪神大震災の教訓をどう生かすのか,
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レビュー対象商品: 阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書) (新書)
阪神大震災から10年。私たちはあの経験から何を学び取ったのか。次々大事件が起こるため、教訓を読み取る余裕がないまま体験を風化してきたのが、今日の日本である。そこで大震災の体験を風化させないように検証することが必要な作業であり、本書の目的と記されている。私がおすすめなのは第一章であった。災害弱者の視点から、阪神大震災と新潟県中越地震を比較し、大震災の教訓として何を学び取り、どのように生かすことができたか。また、生かせなかったかをわかりやすく論じている。震災大国にすむ日本人にとってこの類の書を呼んでおくことは、関心のあるものに限らず、非常に有益になると思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
十年一昔,
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レビュー対象商品: 阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書) (新書)
本章を読んで、一番強く印象に残ったこと――それは、災害弱者を支えたボランティアの果した役割がきわめて大きかったということです。現代社会が抱えている重要な問題の一つである高齢化社会の弱点が、はじめて全面的にクローズアップされたのが、この大震災でした。近隣連携の困難、自治体の問題意識と対応力の弱さ、災害弱者の情報力や行動力の弱さが表面化しました。こうした問題への対応が迫られる中で、ボランティア活動が活発化し、やがてNPOとして組織だった活動へと発展していったことが、詳細に記されています。企業でもない、自治体でもないボランティア活動が、重要な役割を担う。これはこの10年間で起きた大きな変化でしょう。そして、自治体や企業では果すことのできない役割をNPOがカバーすることで、地域のコミュニティーが円滑に形成される事例が確実に増えています。 自治体、企業、そしてNPOがそれぞれの得意分野で力を発揮しつつ、コラボレートする。これが、これからの日本社会のひとつの構図となりそうです。この10年を振り返るのに絶好の書と言えるでしょう。
5つ星のうち 5.0
首相ブレーンに「災害のプロ」を,
By やじー (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書) (新書)
「これは大変なことになりそうだ」同じTV映像を見ても、いや、現地から様々な情報を得ていたはずの内閣よりも、災害記者として経験を積んだ編者の直感が正しかった。 地震・火山噴火・台風、、、毎年のように災害が起きる日本には、災害のプロが必要だ。
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