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闘魂の呪縛 王道の絶望―昭和マット界黄金期に隠された「プロレス死滅」の病巣
 
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闘魂の呪縛 王道の絶望―昭和マット界黄金期に隠された「プロレス死滅」の病巣 [単行本]

井上 譲二
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

プロレスが世間を熱狂させた昭和が過ぎ、平成の今、マット界は崩壊しつつある。なぜプロレスがダメになったのか、今はなき『週刊ファイト』最後の編集長、井上譲二が38年にわたる記者生活で知るリングの裏側を語り尽す!

内容(「BOOK」データベースより)

暴露にはもうウンザリ。知りたいのは真実だけ。プロレスはなぜ死んだのか―熱狂のリングで交錯した嫉妬、野心、過剰なる自己顕示欲、答えはすべて「昭和」にあった。

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 双葉社 (2009/7/15)
  • ISBN-10: 4575301183
  • ISBN-13: 978-4575301182
  • 発売日: 2009/7/15
  • 商品の寸法: 19.4 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By レット・イット・ブリード VINE™ メンバー
形式:単行本
 著者の本は、最新版「つくりごとの世界にいきて」を先に読んで、本書を手に取ったが、

 本書の方が、「週刊ファイト節」が効いている一冊である。

 最近、著者のような往年のプロレスマスコミ人が書く本は、
本人の意図よりも「イロモノ」として見られる傾向があり、それは少々どうかな、と思ったりする。

 著者側の「気負い」も多少「前のめり」になっていたりするものだから、そこでより読む側との齟齬が生じるかもしれない。

 あとがきを読めば、本書の立ち位置は、ミスター高橋本と同じ「問題提起」だそうだ。

 問題提起というのは、過去に対して行う事も、「歴史から学ぶ」という点で意味がないとは言わない。

 だが、本来、問題提起が一番効果があるのは、「現在進行形の事象」についてであろう。
 「リアルタイム=過去」では、「自覚的に共犯関係」であった著者らマスコミ人が、
「現在」プロレスが衰退したから、
「過去」の問題を提起するなんて「ご都合主義」が、果たして「正当な問題提起」になるのだろうか。

 しかも、著者らが「問題提起」している「現在のプロレス」は、「著者らが生きてきたプロレス」とは全く別もの、全く不連続なものでないか。

 大相撲は、「連続」している。原則があるから。故に相撲界では、過去からの問題提起は有効だろう。
しかし、プロレスは、原則がないのだ。ゆえに非連続である。非連続体に有効なのは、現在の批判だけだ。

 力道山も馬場も猪木も「原則」を作れずに終わってしまった。いや、作らなかったのだろう。
作らなかった故に、馬場は還暦を過ぎてもリングへ上がり、猪木は、格闘技路線を走り、薮から蛇が出て、
リアルファイトからプロレスが踏み台にされる下地を作り、

 後進たちは、どんな技でも「キックアウト」できる「2.9カウントプロレス」をやり始め、

 それでも人気が陰ると、全日本では、AV女優をリングに上げ、
ゴッチ、藤波のストロングスタイルの系統を継ぐ西村修は、リング上で女優の脱いだパンティを頭に被った。

 こんな状態で「昭和プロレスの提言」が何の意味を持つのか。

 もともと原則のないプロレスに、業界人であろうとファンであろうと「正論」を吐くのは無理である。
そのような幻に向かって吐く正論を「幻想」と言う。

 「世界最高峰のNWA世界タイトル」も、「格闘技世界一のアントニオ猪木」も、もう我々の目の前にないのだ。

 元業界人も我々ファンも、もう「幻想」はいいではないか。

 故に、著者ら昔日のプロレスマスコミ、業界人は、「提言」とかエクスキューズすることなく、
すっぱり割り切って、「暴露意識」ではなく、「プロレス隆盛のあの時代の歴史の証人」として、「歴史書」を書くつもりで本を出して貰えればいい、なんて思ってしまうのだ。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ネタに目新しさも少なく、過去の記録に単純な事実誤認がちょくちょく見られちょっとガッカリ。次回作に期待しますか。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ネタ切れか? 2009/7/23
形式:単行本
井上氏は、情報収集の第一人者といえるが、この本はネタがバラバラ。
ちょっと取ってつけて、無理やり書かされたような感がある。
やはり一貫性のあるテーマがないと、書籍としては辛いのではないだろうか?
むしろ、外国人レスラーとの交流録だけで一冊書いてほしいと思う。
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