震災関連では数冊緊急出版という形で雑誌が発売されているが、
それらは主に写真によりその状況を伝えることを目的としている。
それに対し本書は震災発生後1カ月という期間に何が起こったか、行われたかを
時系列にまとめてあるために、他のモノよりも内容が充実している。
表紙に「保存版」と記載されている通り、後に残した一冊である。
だが今回の震災は巨大地震・巨大つなみだけではなく原発も大きな問題としてのしかかっている。
その原発の状態はいまだ一進一退の状況下で、東京電力・政府は対応に追われている。
そのために単に1カ月だけの記録にとどめずに、6カ月なり1年という長期間にわたる
本書のような記録を残すのが後世のためではないかと思う。
是非、震災発生日から1年後にこのような本をまた出してもらいたい。
何故ならば、我々は過去から学ばなくてはならないからだ。