デビット・カトラーという不世出なプログラマーの物語として読みました。
本書では闘うプログラマー、カトラーがいかにして、世界を席巻するOSを世に送り出したかを、膨大なインタビューから浮き上がらせています。そして、そのように読んでいくと成功した人だけでないのに気づきます。
ドキュメントであるのに、血湧き肉躍るストーリーです。
カトラー自分の視線にとらえているモノを人に説明するのが、苦手なのでしょう。他人よりよく目が見える人にありがちですが、これは嫌われる上司ですし、僕も一緒に働きたくない。
実際に、真っ白な灰になってしまった人もきちんと描かれているのが、本書の魅力です。