獏さんの作品を読み込んでいる読者さんほど深いイメージを持たれているでしょうから、こうして映像化されると多少なりとも違和感を感じてしまうのは仕方ないことでしょうね。
後書きに獏さんから「伊藤くんの自由にやんなさいっ」と言われたとありますが、これは描き手としてはかえってキビシイ条件だったのではないでしょうか。沙門の猫耳少女キャラ化もちょいとやり過ぎの感はあるのですが、登場シーンに「たまには止めろよ、バク〜」と書いてあったり悪戦苦闘振りが垣間見えます(笑)
本作を読んで、やはり伊藤さんは活劇で活きる作家だな〜とつくづく感じるとともに、闇狩り師やキマイラの持つ独自の間というかタメに対して、ちょっとテンポ良すぎるかなとも思いました。1巻ということで今後を期待しつつ評価★4つ。