表題曲「闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア」はオペラ座の怪人を題材とした詩世界、メタルっぽい演奏、メリハリがありつつ勢いのある展開、ASAGIさんの暗く深く麗しい歌声が響く。なかなかの名曲です。醜い姿に生まれた我が身を嘆くシャウトのバックでギターが「オペラ座の怪人」の有名なフレーズを弾いたりするのも面白い。かなり高音を出しているサビも今までにない高揚感(最初はちょっと無理して高音を出している気がしてちょっと不自然にも感じましたが、慣れてくるとかなり酔えます)。
カップリング「Gate to the sky」は非常にDらしく王道的、「Angelic blue」系統のRuizaさんらしい曲。青い空がどこまでも広がりそうな雰囲気。空へ帰ってしまった君、空を見上げ一人立ち尽くしている僕…ラルクの「In the Air」「White Feathers」やMALICE MIZERの「Syunikiss」「Le ciel」などの詩世界にも通じる、ビジュアル系の伝統を感じさせる歌詞です。
表題曲はアルバム「The name of ROSE」にも収録されるので、カップリングのためだけに買うとしたら微妙な位置づけのシングルになってしまうかもしれませんが。