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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
冷静な作品,
By エコ×2、あざらし (アジア) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い) (単行本)
かなり前に旧版も読んでいたので今また改訳新版を読んだらどうなのか?と、内容に関する一抹の不安もあったのだが、それは心配するに及ばなかった。シンプルな文章に慣れていると多少読みにくいと感じられるかもしれないところと、伏線を完全に生かせなかったような面もあるものの、シリーズを通して気品のある話だと思う。 大義名分的なにおいや、アクションを見せる為の戦闘シーンなどはここには無い。 ゆったりと魔法に絡め取られていくような味わいがある。 それはただ牧歌的というものではなく、あくまでも法則性を持った理性的な視点で、既に世に出されて30年も経つような作品というのに古臭くない。 むしろ今こそ、こういうしっかりした設定を根底に構築されてつくられたものを見習った方がいいのかもしれない。 (甘いところは無いとは言わないけれど) シリーズ1巻に当たる”光のー”はタイトルのごとくアイテムものの要素が大きいが、これ以降も、さりげなく散らばる作者の光と闇と人間に対する言葉にはっとさせられる。 よく気をつけないと見逃してしまうかもしれないけれど、それにひっかかるようならば続刊も読んで下さい!と思う。 特に、2巻目の”緑のー”までは比較的抑え気味に話は進むが、3巻目の”灰色のー”は私としては大好きな巻でお薦め!!!
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ヤング・アダルト向けの素敵なファンタジー,
By
レビュー対象商品: 闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い) (単行本)
映画化されると言うことで、読んでみる気になった本です。全体的な印象としての第一感は、「ゲド戦記」の影響を受けているのかなというものでした。 七男坊の末っ子ウィルが主人公です。 11歳の誕生日を迎えた彼が、思いも寄らない「使命」を負う人間であることを知ります。それは、〈古老〉と言って〈闇〉と闘うというものです。 全世界を支配しようとする〈闇〉と、それを阻止しようとする〈光〉の戦いです。彼は、その最初の仕事として、六つのしるし(木、水、火、石、青銅、鉄)を探し当て、それを繋ぐことです。 この探索の過程とそこで起こる〈闇〉の妨害、更にはウィルを我がものとしようとする出来事が、淡々と語られて行きます。その一方で、〈闇〉の攻撃は豪雪や嵐の形で人間社会を取り込もうとします。 第一巻の「光の六つのしるし」では、取りあえず〈闇〉を撃退しましたが、第二巻以降では、又〈闇〉の巻き返しがあるのでしょう。 楽しみです。
5つ星のうち 4.0
良質なファンタジー,
By onkyo (所沢) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い) (単行本)
指輪物語やゲド戦記と同じく、良質なファンタジーの一つだと思う。聖杯やアーサー王伝説を含めたイギリスの伝承を取り込んでいるのも面白い。
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