登録情報
|
貧困がひと一人の命の価値を限りなく軽くする。
ただ後半の展開は微妙。犠牲になる子供を救おうとする主人公の日本人NGO職員の葛藤。
根底の原因が貧困である以上、NGO活動の対症療法が問題の根治には繋がらないという著者・読者の共通認識があるからどうリアリティを出そうとしても偽善臭が消せない、と思うのはあまりにもうがった見方でしょうか。
一人や二人の子供を救ったところでどうなる、というメッセージは本書でも繰り返し発せられていますが、わたしは中途半端な希望を見出すような展開は不要、興醒めであると思いました。
|