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闇のバイブル 聖少女の詩 [DVD]
 
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闇のバイブル 聖少女の詩 [DVD]

5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 出演: ヤロスラバ・シャレロバ, ヘレナ・アニェゾバ
  • 監督: ヤロミール・イレシュ
  • 形式: Color, Widescreen
  • 言語 チェコ語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョンフリー(全世界共通) (DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: エプコット
  • DVD発売日: 2004/02/27
  • 時間: 77 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0001926CU
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 75,827位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

多感な少女に降りかかる恐怖を幻想的な映像で描くファンタジックホラー。13歳になり、初潮を迎えた美少女・ヴァレリエは、性への憧れを抱き始める。しかし、内に秘める肉欲への恐れはやがて吸血鬼の姿となり、彼女をカルトの世界へと引きずり込む。

内容(「Oricon」データベースより)

ゴシック・ロリータのバイブルとされていたチェコスロバキアの不思議なファンタスティック・ホラーがDVDで登場。出演はヤロスラバ・シャレロバ、ヘレナ・アニェゾバほか。

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29 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rs6
 私はBoxで購入。本作がゴシック・ロリータの代表格だと思う。
 DVDで感じるのは、色濃くハプスブルクの闇と光が残っていること。そして、主人公は光の部分でアルフォンス・ムーハ(ミューシャ)の描いた女神「スラーヴィア」やサラ・ベルナールのポスターとも重なる印象を受ける。闇の部分はまさに中世のプラハである。
 「チェコ…」は、歴史の浅い米国ホラーでは描くことのできない「ゴシック」分野の牙城を築いて、他の追随を許さない。特に旅行などでプラハに行かれた方にはお奨めのホラーです。
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21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ヨーロッパ特に東ヨーロッパ的なのでしょうか。空気そのものが、違っています。一人の女の子の成長途上の、性への好奇心、罪悪感、嫌悪感を女の子の視点で描いているのだと思います。家族を構成している父や母や兄や祖母の、この問題に対してのかかかわりあい方を、衣装や化粧や、吸血鬼の役割で表していて、興味深かったです。恐ろしい男の人が、独特な衣装としぐさで、とにかく異様な様子で、(視覚的な怖さ以外は怖くないのですが)現れます。父であり、祖母と昔関係のあった男の人であり、年をとらないので吸血鬼のようです。書いているうちに支離滅裂になりましたが、理解できなくても雰囲気で見てしまいました。主役の女の子の着ている服が、西洋人形の着せ替えのお洋服のようでした
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Bo-he-mian トップ500レビュアー
〈ロリータ東欧源流説?〉
「ロリータ」というキャラクター性が一種のスタイルと化して、大量生産される商品になってしまったのはいつ頃からなのだろう?1960年代には、もうその兆候があって「フレンチ・ロリータ」なんて言葉もあるくらいだから、フランスは昔から美少女のメッカなのかもしれないが、ふと気づくと、有象無象の少女たちの中でひときわ独特のオーラを放つのは、やはり「東欧系」なのでは?と思ったりして。

考えて見れば「ロリータ」という言葉の生みの親、ナボコフ氏もロシアの人だし、ロシア映画を観ていると少女のあどけなさを残す面影の女優が多い。「貴族の巣」のイリーナ・クプチェンコ、「戦争と平和」、また「ひまわり」でマストロヤンニのロシア妻を演じたリュドミラ・サベーリエワ、「狩場の悲劇」「アンナ・パブロワ」のガリーナ・ベリャーエワ・・・。フランス映画でも、セルジュ・ゲンスブールの「スタン・ザ・フラッシャー」の少女の名前もナターシャ、と東欧系だ(ゲンスブールもロシア出身でしたっけ!?)。そしてチェコ映画の本作「闇のバイブル 聖少女の詩」の主人公ヴァレリーも、その御多分に洩れない、どころかその身にまとったオーラは、ナチュラル・ボーン・ロリータとしか言いようがない。
やはり東欧にはロリータを育む独特の土壌があるのでは・・・、と感じながらも、何だかんだと言いつつ少女フェチがあるわけでもなく、浅学の筆者ではこれ以上の理論は展開できないのが残念。沼野充義先生あたりなら、面白い論考を展開して頂ける気もするのだが・・・?

〈DVD化に一喜一憂?〉
東欧やロシアの幻想映画は西欧諸国の映画にはない独特の暗さ、というか空気感を持っている。映画をご覧になった方はお分かりと思うが、東欧世界の土着的なもの、や光線(例えばロシアは北極圏に近いせいか、映画のオープンシーンでは独特の斜光が印象的)また使用しているフィルムの種類が違うこともあるだろうが、とにかく他に類をみない色彩や光の映像が、一度観ると脳裏に焼きついて離れない。

本作「闇のバイブル」は、中でも際立った映像美をみせてくれる映画である。少女から大人の女へと性のめざめに揺らぐ心を、めくるめく幻想の中に描き出す傑作。しかし、このDVD版に関してひとこと言いたいのは、画面の“色”に関して。
筆者は、この映画が日本で公開されたおよそ20年前に劇場で観ているのではっきりと言えるのだが、オリジナルのあの異様な色がすっかり補正されて、普通の映像になってしまっている!!なぜ!?この映画において、最も重要なファクターの一つである“色”が、である。
この映画では、ヒロインの少女をとりまく風景の水や緑や花々が、何ともいえない(強いていうならシアンやマゼンタ系に転がった)色合いで、他の映画と一線を画す幻想美を醸し出す。確かに、東欧の映画に良くみられる色使いは、日本人にとって見やすい赤や青といった原色に対してマゼンタやシアンなどの色が多く、それを「気持ち悪い」と感じる人も多いようだが、裏を返せば、その違いこそが文化の違い。そこを否定しては異文化を理解することはできないと思う。
DVDソフトを観ていると、明らかにソフト制作の技術者が勝手に手を加えたとしか思えない色の改変(違和感)を感じる事がままあるが、このソフトは酷すぎると思う。もちろん、フィルムのプリントによって、多少の色あいや明るさなどは変わる事があるのだが、ここまで印象が違ってしまう事は珍しい。さすがにソフト会社に問いあわせる事はしなかったが、検証のために北米版のDVDを取り寄せてみたら、何と画質・色ともにメチャクチャ。日本版よりずっと酷かった(苦笑)皆さんアメリカ版は間違っても買わないように。

この色問題、筆者の記憶違いでない証拠に、ビデオソフト版はオリジナル(日本公開時)の色合いで観る事ができる。作品の価値を星の数で決めつけてしまうのはあまり好きではないので、好きな映画はみな一律星5つにしてますが、この映画を堪能したい方は、多少の画質の荒さは我慢してでもビデオ版で観る事をオススメします。
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