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関西赤貧古本道 (新潮新書)
 
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関西赤貧古本道 (新潮新書) [新書]

山本 善行
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

入口の均一台を見逃すな。絶版文庫を探せ。古雑誌の山に向かえ。検印紙も魅力のうち。書き込み本を無視するなかれ。古書目録は面白い。古本祭りには攻略法がある。ネット・オークションに参加したら。いつか売る日はやってくる。…自慢じゃないが、金はない。しかし誰より古書が好き。この三十年、365日古書店通い。ねらうは安い、面白い、珍しい。まさに関西流儀の超絶技巧。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本 善行
1956(昭和31)年大阪市生まれ。書物雑誌「sumus(スムース)」代表。同誌に「古本泣き笑い日記」を連載するなど、書物エッセイストとして活躍中。関西大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 221ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/02)
  • ISBN-10: 410610055X
  • ISBN-13: 978-4106100550
  • 発売日: 2004/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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17 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
前著『古本泣き笑い日記』が面白かっただけに、期待外れ。一冊の古本に執着する蒐集へのこだわりをもう少し見せるべきだ。古本屋巡りの作法を説くのは良いが、服装についてスーツ姿に革靴はお勧めできないとか、ネクタイは外せなど、余計なお世話では。新書故に、啓蒙的な内容を意識されたのかもしれないが、鼻につく表記が多いのが残念。「自慢じゃないが」と断わりながら、こんな値でこんな本見つけたという自慢も多すぎる。これじゃあ著者の盟友O崎氏の著作とあまり変わらない。このての駄文には正直うんざりだ。とはいえO崎氏同様愛書家ならぬ古本収集愛好家の実態を一般によく伝える好著である。ただし、本を安く買いたいのは関東人も関西人も同じ。著者は高い本も買っている。どこが「関西赤貧古本道」なのだろう?
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13 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
まず最初に本書のタイトルについて、言い訳じゃないけれど本当のこととして書くと『関西赤貧古本道』は、山本氏がつけたものではない。強烈なインパクトで読者の目をひくように別の人間というか会社が考えて付けられた。本人からお聞きしたので間違いない。正直、なんともな。の書名だと思う。赤貧とまで言わなくとも良いんじゃないかってね。石川啄木なら許されても、毎日、古本屋へ行けて古本買い捲る(100円にせよ)おまけに置き場所もなくというが、きっちり家もある。年の本代を計算すると、アルバイト学生の年収ぐらいは充分ありそうだし、そんなのどう考えたって赤貧じゃないぞ。しかし、関西人イコールケチのイメージは定着しているし、関西人の私だって確かに、ケチだと感じる人は多い。本一冊だって安い方を捜して回る気力体力は関西人は大きいのかも知れない。安いのを買う、ということに大きな値打ちがある。これでは、一体どんな内容かわからないだろけど、それは買って読んでみて欲しい。私が自信を持っていえるのは本書の著者は間違いなくケチである。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Sebastian Flyte トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
本書は、基礎編→応用編→実践編→番外編という流れで構成されているが、「古本の道」の在り方も人それぞれだろうから、どこから読み始めてもよいだろう。また、その「古本の道」のひとつの在り方を記録し示したという点で、興味の尽きない一冊となっている。一つひとつのエピソードの向こう側に感じられる著者の一喜一憂は、読んでいてこちらにも伝わってくる。

基礎編の「絶版文庫を探せ」では、作家・車谷長吉氏が絶版文庫を蒐集しているという興味深い話が紹介されている。応用編の「上林暁まとめて十八冊」では、中野重治の著作を読むうちに、やがて上林暁という作家に開眼し、その初版本を運良くまとめて購入するエピソードは何回読んでも味わい深い。このおかげで、私自身も上林暁に注目するようになった。実践編では、インターネット・オークションでの体験談が綴られている。妖しげな表紙のピーター・ディキンスンの『生ける屍』は一度で良いから手に取ってみたい。書物の価値は、内容もさることながら、その装幀にも見出すことができることを教えられた。

最後に著者は「まだまだ、買うほうが楽しく、買う側にいたいと思っている」そうだ。その気持ちを私は理解できる。しかしそれにもまして、「読みたい」という欲望が、「買いたい」や「集めたい」という欲望に勝っているところがすごいと思う。この人は本当に本をよく読んでいる。それがヘンな批評に陥らず、純粋な趣味になっているところがよいのかもしれない。また、自慢話と受け取る向きもあるようだが、私は本書で語られているような「道」があってよいと思っている。

著者はブログも開設しており、私もよくそこを訪れる。本書と合わせて、読むのもよいだろう。また、巻末には関西地方の古書店が紹介されており、ガイドブック代わりにも使わせてもらっている。
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